自然有機農場「とうせんぼう」の近況 (2021.09)

 スローライフの達人F川さんの別宅自然有機農園「とうせんぼう」、我が家がお邪魔するようになってからそろそろ10年になろうとしています。我が家は、季節ごとにお邪魔させてもらって美味しい旬の物を収穫させてもらっています。

 今年は、春(3月下旬)に日本ミツバチ分峰家族1セットを譲ってもらって里親に、夏には椎茸狩り、カブトムシの幼虫、河内晩柑、秋には栗拾い、かぼちゃ、柿(予定)、いつもの自然有精卵(鶏卵)など沢山の収穫物をいただきました。

 F川さんは、定年退職後の楽しみとして人里離れた山の中で野菜畑、果樹園、養鶏、養鴨、養蜂などのほか、手造りの小屋を建てたり古い道具を工夫して薪ストーブを造ったりなど気ままに独りでDIYをしたり、かと思えば接木をして果樹の苗木を増やしたり、色々と研究しながらスローライフを楽しまれています。

日本ミツバチ養蜂に初挑戦(2021.06)

 念願だった日本ミツバチの養蜂、今季(3月下旬)からやっとその夢が叶いました。以前から分蜂したら分けてもらえるという話になっていたF川さんより1年越しの朗報を受け、巣箱ごと一家族やっと引っ越して来ました。我家はマンションなので、自宅近く元レストラン(家内)の中庭に設置しました。レストラン周りには緑が多く、すぐ近くに花いっぱいの神社もあります。働き蜂たちの行動範囲が半径約2キロメートルと言われ、その範囲には市役所、図書館、高校、諫早公園、本名川など、四季折々の花々に恵まれた地域です。

 当初、“居着いてくれるだろうか?”と心配でしたが、それも束の間環境が良かったようで今はすっかり居着いて個体数も増えています。巣箱の中の巣もかなり大きく育っており、6月半ば現在蜂の群れの先端(最下段先)が3段目の継箱いっぱい迄ぶら下がって来ています。

 蜂たちが引っ越して来てから早2ヶ月半、その間息子たち(小5)は春休みから引き続き不要不急の外出を避けてGW期間も“お家時間(自粛期間)”となり、我が家は家族で 継箱と巣門そして天井部分のスノコ室・屋根などのDIY工作期間となりました。一時的に巣箱を載せていたみかん箱も陶器製の重い鉢に交換、床のレンガ敷き・花壇・鉢植えなども綺麗に整えました。

 今年は、コロナ騒動と併せてかなり早目の梅雨入りとなり、いきなりの夏日到来続きの6月となりました。とは言うものの雨は最初だけで暑い晴天のが毎日続いています。蜂たちもこの天候不順に惑わされて梅雨明けの7月になったのではないかと勘違いしているのではないかと心配にまります。と言うのも、この頃必ず決まって13:00〜14:00時の間の5〜6分間、百匹位の蜂たち(不確か)が巣箱のすぐ側でぐるぐると群れて空中を飛び回ります。そして、巣門辺りをゾロゾロと歩き回ったりし巣箱の中に素早く戻ります。また、巣門(縦5本の内の左端2本)入り口で同じ向きに頭

10〜15匹)を揃えて並びじっとそのまま羽ばたきだけを続けています。このような状況が10日間ほど続いています。どうも、新たに増えた若い働き蜂たちが羽根を乾かしているのか?しっかりと空へ羽ばたけるよう準備しているようです。そして整った若い蜂たちから順次、練習飛行をしているのではないかと思われます。確かに通常の働き蜂より身体がまだ小さく、子どものように見えます。毎日このような蜂たちの状況を観察していると、なんと可愛くて健気な生き物なんだろうと飽きずについつい眺めてしまいます。

 空を舞う蜂たちの群れを眺めていると、ひょっとして?、突然そのまま分蜂に繋がっていくのではと期待が膨らむ今日この頃です。

巣門・底板・屋根の改良、分蜂用集合版設置(2021.06.00)

 養蜂と言えどもその主人たる私は、蜂たちに餌や水など一切何も与えていません。なのに蜂たちは、健気に花を探して百花蜜を集めています。主人はただ住まいと場所を提供しているだけで、蜂たちは自分たち自身で生活の全てをまかない私に何も要求しません。一つの巣箱で約20,000匹の働き蜂が1匹の女王蜂のもとで暮らします。

 そんな健気な我が家の蜂たちのために、主人のせめてもの務めとして蜂たち大家族に少しでも快適に暮らしてもらえるよう住環境を改善してあげようと考えました。以前(山中の自然)と違って街中中心部のレストランの中庭になったため、これまで経験のない蒸し暑さと厳しい夏を迎えなければなりません。このまま居着いて欲しいと願い何とかしてあげようと思いました。

 そのようなことから、十分な広さの提供(継箱)、巣門の拡張と形状改良、暑さ対策夏季用床板換気口設置および三角屋根増築、巣内観察用窓設置、分蜂用集合版設置など自分なりのアイディアで改良(つもり)しました。巣門の横に覗き窓を設置したので、これまでできなかった中の様子をスマホでいつでも撮影できるようになりました。他の成果は来春まで待たなければ評価できません。

 いずれにしても、何らかの結果が出ることでしょう。楽しみです。

大家族、順調に増大中(2021.09)


殿の山ファームのその後(2019.03)

 昨年(2018.11)、私がお世話になっていた「自然有機農園殿の山ファーム」のオーナーK山さんが膵臓癌で亡くなり、同年代の私としてはK山さんと近しくさせてもらい貸し農園を借りて野菜作りなどをしていましたが、我が家の家庭の事情(義父同居)も変わり貸し農園での野菜作りを止めてしまいました。

 私も今年72歳を迎えることを思うと、やはり無理するのは止めようとついつい疎遠になってしまいました。しかし、我が家は相変わらず自然の美味しい食材を求めることだけは未だに積極的で、自然有機農園「とうせん房」のF川さんとは相変わらず親しくさせてもらい、卵や蜂蜜などの希少な食材を譲ってもらっています。また、この辺りは、幸いにも新鮮な自然有機野菜や天然の魚など豊富で安価で求めることができ、横着しながら新鮮で美味しい食材に拘っています。健康に良いばかりか、美味しいものを楽しむことも、この歳の身として最後の楽しみにしています。

 さて、「殿の山ファーム」のその後については、K氏の娘さん(次女)が引き継がれると聞いていましたので、その内に一度お伺いしてみたいと思っているところです。その娘さんとはお見舞いに伺った時に初めてお会いしただけなので、その後のことは実は私も知りません。殿の山ファームをそのまま引き継いで維持するには、娘さんだけでは到底無理なことだし、また仮に経験者あってもあの広大な畑を維持するのは大変なことだし、どうされているんだろうと気になっているところです。とは言え、余計なお世話になりますから…。大変お世話になったところだから、その内に一度訪れてみようかと思っています。

 

[ 後日談 ]

一周忌の法要とともに開かれた「スローに生きる」(ローカルケーブルTV)の上映会に参加

引き継がれている「殿の山ファームのFBページ」


玉ねぎ収穫(2016.04.30)

 橘湾に面する岬のてっぺんにある眺めの良い殿の山ファーム、我が家も毎年わずかな広さの農園を借りて野菜などを収穫していましたが、今年は昨年の引っ越しや入院など色々と用事ができサボってしまいました。

 そんなある日、新玉ねぎを抜きに来ないかと殿の山ファームのオーナーK山さんから連絡をいただき、待ってましたと言わんばかりに家族で遊びがてら行きました。海に面する南斜面の玉ねぎ畑は、無農薬有機農法によるためどこに玉ねぎが植わっているのか分からないほどの大きな雑草に埋もれていました。先ずは雑草を抜き、その後玉ねぎを抜くという作業をしましたが、その雑草の根が張っていて中腰姿勢で力一杯に両手で引っ張らないと抜けないほどでした。玉ねぎ抜きというよりむしろ雑草抜きという感じでした。お陰で良い運動にはなりましたが、翌日は太ももの内側が筋肉痛になりうさぎ跳びをした後のようでした。

 玉ネゴを抜いて来ましたと言うか、玉ねぎより圧倒的に雑草の方を多く抜き、無農薬有機農業の大変な一端を経験させてもらい、美味しさの裏には辛い大変な作業があることを知らされました。
 殿の山ファームの玉ねぎは、苦味がほとんどなくサラダで美味しくいただくことができますが、自分で収穫したものはさらに美味しく感じられます。


梅雨前の収穫(2015.06)

  遅れ遅れになっていた昨年秋に植えた玉ねぎとそら豆の収穫、何と言っても貸し農園でもっとも成長が良かったのは、雑草でした。でしたが、野菜の収穫についても我が家にとっては十分過ぎるほどの豊作でした。

 

 殿の山ファームの貸し農園には、週一のギター教習に出掛けているので併せて貸し農園を借りて野菜作りなどを楽しんでいます。その週一ペースというのが、今年から息子の一土が幼稚園へ通園するようになったことや急用などでどうしても行けなかったりすることも多く、畑はいつも草ぼうぼう状態でした。玉ねぎにあっては、草に覆われほとんど見えない状態になっていました。しかし、逞しくちゃんと立派な玉ねぎに成長していました。そら豆も、地を這うような状態になっていて同様に草に隠れていましたが、こちらのもしっかりと収穫できました。作業サボっていたのに、何だか大地に申し訳ない気持ちになりましたが、図々しく感謝をしながらの収穫を楽しみました。

 

 殿の山ファームでは、貸し農園のほかにいろいろな果樹の里親制度もあり、梅とブルーベリーの里親でもある我が家は、入梅直前さっそく青梅もたくさん収穫しました。また、ファームのオーナー太っ腹のK山からいつも旬の収穫物をいただき、我が家の食卓は何かしら殿の山ファームの新鮮な食材を使った料理が上ります。

 

 腹一杯、旬の美味しい野菜や果物をいただけるということは、本当にありがたくて幸せなことですね。殿の山ファームに感謝です。

冬野菜の収穫(2015.04)

 昨年秋、ファームオーナーのK山さん、谷川さんから本格的に土を耕すところから教わり、どうなることやらという思いで初めた野菜作り、種蒔きと苗植えを、ベテランのお二人には見かねて何かと助けてもらいなんとか畑の形になりました。その後、幸いなことに適度な雨にも恵まれ、初めての割には元気に育っています。

 無農薬による畑作りなので、余り手をかけずにズボラしながら勝手に育ってくれ、我が家にぴったりの畑です。とは言っても、雑草の勢いには野菜たちは負けてしまい、その陰に埋もれてしまいます。無農薬と言っても、何にもしなくて良いという訳ではないんですね。草むしりはしなくてはいけません。また、雨が降らなければ、水もあげなくてはならないようです。

 

 なんだかんだはさて置き、去年の夏野菜は、雨が多くてトマトはダメでしたがキュウリと葉物が大豊作、今年は春の長雨で日照不足でしたが、いずれにしても思っていたよりかなりの収穫できました。お陰で新鮮な野菜を沢山美味しくいただくことができました。これからまだ、最後の玉ねぎやジャガイモなどの根菜が残っていますので、こちらの出来も楽しみです。

 

 借りている我が家の農園は海に面する緩やかな南斜面なので、陽当たりは最高です。台風さえ来なければ、言うこと無しです。

 


初めての家庭菜園(2014秋)

 無農薬栽培「殿の山ファーム」のオーナー、スローライフの達人K山さんによると、"毎日バタバタと時間に追われて忙しい自分は、スローどころではない、吉田さんこそスローライフを楽しんでいるのでは…” と言われ、私も家内もプー太郎の我が家は、確かにのんびりとマイペースなところがそう映るのでしょう。でも、いえいえ、我が家のような生活のことをスローライフと呼びのではありませんので、ここではっきりしておいた方が良さそうです。

 スローライフは、もともとファストフード(マクドナルドやすぐ調理されて食べられる食物)に対し対極にある自然食品(旬の食材を調理する食べ物)のことをスローフードと位置づけそのような自然な季節の食材を食する生活のことと聞いています。

 

 私の印象としては、本当の美味しさだけではなく食の安全性を求める飽食時代となった今日の食生活への警鐘のように感じます。もともと食べ物は、自然の力によるその季節その季節だけしか食べられない、旬という収穫時期に食べるというのが本来であったろうと思いますが、季節関係なく年中食材がスーパーに並んでいるという状況が当たり前になってしまいました。

 本来は自然の恵みだったのが、至上自由経済主義という社会の発展に伴い生産効率の合理化が図られ農業までもが工業化されました。その結果、供給の安定性は向上したものの生産効率等の競争が激化し、化学肥料だけに止まらず遺伝子組み換えや土壌を使わない水耕栽培などの新技術による食材が日常的になりました。「自然食品」、「栄養補助食品」、「無農薬」、「有機栽培」などの表示が必要となっていることについて、元々当たり前なのに不思議で妙な感じを覚えますが、私だけでしょうか。



無農薬栽培「殿の山ファーム」

  橘湾に突き出た小さな丸い岬のてっぺんにある有機農園「殿の山ファーム」は開園から八年目、ジャガイモ、安納芋、里芋、玉ねぎ、自然薯、西瓜、トマトなどの無農薬野菜やレモン、みかん、キンカン、ゆず、梅、桃、ブルーベリー、びわ、キウイなどの果樹、烏骨鶏などの自然有精卵、蜂蜜、蜜蝋クリーム、黒砂糖など、昔懐かしい作物が沢山収穫されてます。

 オーナーのK山さんは、岬の木を伐採して農園に拓き、愛犬や山羊などの家畜と一人暮らしをされています。氏は私と同世代の団塊の世代でそお人柄と暮らし振りは、私には到底できない豪快かつ悠々たるもので大変羨ましい限りです。

 氏と親しくさせてもらうようになって3年ほど、我が家はファームの貸し農園で野菜作りをしたり、いろんな新鮮な収穫物をいただいたり、またいろんな樹種の果実を穫ったり加工してみたり、一年を通じて家族で楽しませてもらっています。

 昨秋には、氏自慢の橘湾の絶景を見下ろしながら入れる露天風呂が完成、また2015新年にはゴルフのバンカーとグリーンが完成する見込みです。

 

http://blogs.yahoo.co.jp/ume_tonnoyama/folder/680789.html

新たな炭素循環農の試み

 昨年末、神奈川から殿の山ファームに立ち寄られたWさんの話をきっかけに始まった半信半疑の農法、たんじゅん農法炭素循環農法)とは、木質チップなどの炭素資材を畑に投入することで、土中の糸状菌(きのこ菌)が活性化してバランスのとれた微生物層ができ、その力で肥料・農薬を使わないで野菜を栽培する、すなわち『畑を山の状態』にするという自然の原理に沿った農法です。 土中の微生物は、炭素資材を餌にしながら、土を団粒化していきます。 土が団粒化すると、通気性や通水性、保水性も改善され美味しい野菜ができるだけでなく、水源涵養などにもつながります。とあります。

 とにかくこれは面白い、試してみる価値があるということから、殿の山ファームに住み込んでいるM山青年を中心に研究会を立ち上げファームの一角で試すことになりました。2015年から、先ず土壌作りから始めていくことになりそうです。

 

http://freett.com/tenuki/etc/gaiyo.html

 



自然有機牧場「とうせんぼう」

  諫早と大村の市境に近い閑静な中山間地域の谷間、F川さんは30年ほど前からコツコツと木を植えたり、手作りで小屋を建てたり、畑をしたり、自宅とは別に広大な自然の中に別荘を持ち自宅と二重生活を楽しまれています。

 昨年、やはりスローライフの達人K山さんに連れ立ってお邪魔して以来のお付き合いとなりました。

 現在は、70〜80羽の鶏を広々とした自然の中で、こだわりの自家配合有機飼料を与えて育てておられます。これから、さらに50羽ほど増やされるとのことです。こちらの自然有精卵は、滑らかでほろ甘く、黄身の色が自然な澄んだ黄色をしており本当に昔懐かしいしっかりとした立派な卵です。我が家では直接買い出しに伺ったりし、季節ごとの果樹の実なども収穫させていただいています。昨年は、山羊の乳の手作りチーズをいただいたり、干し柿用の渋柿などを沢山ちぎらせてもらったり、お陰で毎日自然で安全な旬の美味しい食卓を楽しんでいます。

 

 また、これからは季節ごとの収穫やそれらの加工などのお手伝いをさせてもらい、一緒に季節を楽しませてもらおうと思っています。

 

 2015年からは、大変希少な日本ミツバチの養蜂を始められ、昔ながらの方法により日本古来の風味を蘇らせた「幻のはちみつ」の生産をされています。

 私は、蜂蜜瓶のラベル製作

のお手伝いをしています。

納屋のカフェ「わらなや」

 こちらも諫早と大村の市境辺りの中山間地域の山里にあり、古い農家に住み込もれ広い農地を耕しながら納屋を改装してお洒落なカフェを営まれています。

 開業されてから八年ほどになる「わらなや」カフェはのオーナーS川夫妻は、自然とともに自給自足の生活を目指されながらお洒落なカフェを営業されており、その食材へこだわりは大きく小麦畑を耕されるばど、自家栽培による食材を使ったメニューを提供されており、女性に大変人気があります。

 また、少し前まで人の生活を支えてきた農耕馬や牛と同様の坂道の多い長崎ならではの済州馬という強力馬(荷物運搬馬)生き残り最後の28頭の中の1頭と生活されています。車が通れない狭い階段と坂の街長崎で、人に代わって重い荷物を運び上げてくれた馬だと聞きます。今では、その重労働から解放され、カフェの裏の静かな草原で山羊と一緒にのんびり暮らしています。

 

 自然が好きだいう人とは出会えるのですが、S川さん夫妻のような人とは初めて出会いました。お陰で、我が家は時々訪れ、大きなメタセコイアやもみの木の下でS川さんとの雑談を楽しませもらったり、対州馬の里子や山羊の親子と遊んだり、何と言っても美味しい料理やお茶をいただく一時は、貴重な欠かすことのできない時間となっています。

 

http://r.goope.jp/waranaya