アウトドアと言っても、四駆の老体キャンピングカー「ロデオ」で山から海まで、いや山岳渓流から行楽地まで車にインドア空間を積んで出掛けていますというのがほんとのところです。テントを張るわけでもなく、火を起こして飯ごう炊飯をするでもなく、バーベキューパーティーをするでもなく…、家と同じようにガスレンジで を沸かしたり食品を温めたり、コーヒーをいれたり、焼いたり、煮たり、また温水シャワーを浴びたり、それに寒い季節はガスファンヒーターで暖房を入れベッドで寝ることもできます。ただ、一つだけ携帯の電波が殆ど圏外になることは否めませんが、狭いのを我慢すれば快適に過ごせます。

 こんなバチあたりなアウトドアライフの一端をご紹介していきたいと思っています。


老体キャンピングカー「ロデオ」を手放します(2016.05)

 長年愛用してきた国産四駆キャンピングカー「ロデオ」を手放すことにしました。その理由は三つあり、まず一つ目は小生が心臓病持ちの高齢者になったこと、そして二つ目はマンション住まいになり駐車場の確保が難しくなったこと、三つ目に小生が無職であることから維持費等の経費負担です。

 この五月の車検切れを機に、知人のF川氏に譲渡することにしていましたが、仕事に活用したいという氏の知人U木氏を紹介してもらい、彼が引き続き車検を取り維持費の一切を負担してもらえるという展開になったので、彼に格安で譲渡することになりました。しかも小生が使いたい時は、自由に使っていいという条件で願ってもない話です。そして、ロデオの普段の駐車場所を、引っ越し以来預かっていただいている「わらなやカフェ」にそのまま継続して置かせてもらえそうなんです。

 この愛着と想い出いっぱいの「ロデオ」に引き続き乗ることができるようになったことは、小生にとって本当に嬉しいことです。これからも家族と一緒にアウトドアへ、また渓流釣りの遠征など、新しい想い出作りに貢献してくれるものと思っています。

「ロデオ」元気でね 長い間ありがとう(2015.06)

 昨年のマンションへの引っ越し以来、知人S川氏の納屋のカフェ ワラナヤさんの敷地に置かせていただいていたキャンピングカー「ロデオ」でしたが、5月の車検を更新させ引き続き維持していただくU木氏に運転の教習及び設備等の実演と説明を一通り終え、ワラナヤに置いておく予定から武雄のU木氏の自宅駐車場へ変更となって車を移動することになりました。まだ、バックアイカメラの設置や雨漏りするベンチレーターの修理等残っていますが、それらについては氏自身で引き続き修理されるそうです。

 平成4年登録の24年落ちの国産キャンピングカー、この車はいすづ自動車ピックアップトラックをベースとするヨコハマモータースの人気車種「ロデオ」の廃盤記念限定モデル200台として販売されたもので、その中の一台です。小生はこのノーズの長いスタイルが気に入り、同車種を2台乗り継ぎその2台目として中古で求めたものです。普通免許で普通車として乗れるサイズということ、また山の中にも入って行ける四駆という小生にとって大変利便性の高い車で重宝いたしました。

 そして、長い間お預かりいただきご迷惑をおかけしましたワラナヤさん、本当にお世話にまたありがとうございました。


チーム殿の山オフィシャル サバイバル キャンプ(2014,07)

 殿の山ファームに集まる20〜30歳代の若人が中心となるチーム殿の山の人たち、そのサマーキャンプを企画し私がいつも遊んでいる近くの渓流で渓流釣り(フライフィッシング)の講習と川遊びを楽しもうという一泊二日のキャンプを行いました。

 参加者のほとんどが、自然の中でのキャンプ経験者無しということでテーマを「チャレンジ』とし、普段の日常と異なる非日常を体験してもらうことで、いかに恵まれているかということを再確認してもらおうと企みました。薪火用の倒木や枯れ枝集め、草やブッシュを刈ってキャンプサイト拓きと通路の確保、テントの下に敷くクッションになるものの確保とテント張り、とにかく暗くなる前までに諸々自分のことを終え、その後焚き火を起こして料理を作りました。日頃の生活では何にも感じない一つ一つの当たり前になっている状況を、トイレもない焚き火の明かりと暖で一夜を過ごすサバイバル体験をしてもらいました。

 現代の便利で合理的に何でもスイッチだけで物事が動く時代、果たしてその全てを恩恵として受け止めていいものか、私たちの子供の頃の日常はまだまだいろんな生活の知恵が残っていて大人への尊敬の念を抱いたものでしたが、今日の便利さは昔のような人間の生活の知恵を必要としなくなりました。利便性の追求と人間の生活能力の低下について、少々複雑な思いと疑問を感じてなりません。


月刊専門誌[AUTO CAMPER」投稿記事

 キャンピングカーの月刊誌「Auot Camper」11月号のACC通信ページに、“ 広大な風景が楽しめる熊本県阿蘇。フライフィッシングにゆかりの深い宮崎県日野影川。一年を通して楽しめる九州を、長崎県に住む自悠人マック2008さんに紹介させてもらいました ” というリード文が添えられて掲載されましたので、同原稿をここでもご紹介いたします。

 

「老体四駆キャンピングカー・ロデオで、風に吹かれて気ままなドライブ」

 キャンピングカー歴16年余りになります。そのきっかけは、あちこちの山岳渓流に出掛けテントを張ってフライフィッシングを楽しんでいましたが、テントだとどうしても夕暮れまでに張り終えて食事などの準備を、また撤収の時も同じように明るい内に終えなければならないという時間的な制約がありました。また、勇んで目的のポイントに行っても、すでに先行者がいて余儀なく移動を強いられたりなどの苦労が多くありました。そこで、釣りをする時間をもっと有効に自由に使いたいと思い、念願の中古のキャンピングカーを手に入れることになりました。

 この時の選定条件として、安価、ラフの林道に入って行けること、ほど良い大きさの四駆であることでした。これらの条件を満たすものとして国産横浜モーターサービスの「ロデオ」を選び、お陰で遠征エリアを九州全域と中国山地まで広げることができ楽しみも倍増しました。

 結局、二台乗り継いだ現在の老体ロデオは、先駆的な国産キャンピンカーとして人気を博した最終モデル限定車で、その直線的な骨太な外観と落ち着いた革張りシートのインテリアも気に入っていますが、何と言っても、山奥の天然山女魚のいるポイントのすぐ近くまでそのまま入って行ってエンジンを切るだけ、という便利さなんです。

 

 最近ふと思うんですが、アウトドアと言っても、本当のところは山岳渓流から行楽地まで車にインドア空間を積んで出掛け、テントを張るわけでもなく、火を起こして飯ごう炊飯をするでもなく、バーベキューパーティーをするでもなく…、ほとんど家と同じようにガスレンジでお湯を沸かしたり、食品を温めたり焼いたり煮たり、コーヒーを煎れたり…、また温水シャワーを浴びたり、それに寒い時はガスファンヒーターで暖房を入れてベッドで温々と…。不便なのはただ一つ、携帯の電波が殆ど圏外になるということ。狭いのを我慢すれば、冷蔵庫もありますから数日は快適に過ごせます。

 お陰で釣果の方は上がりましたが、こんなバチ当たりなアウトドアマンでいいのでしょうか?


カヤック

 若い頃は、大村湾横断や九十九島の無人島巡りなど、シーカヤックを楽しみました。愛艇は、オーストラリア製のU-Tech ノーティラスというスリムで外洋にも出れるというもので、特に横幅が小さく、水の抵抗を少なくしたエスキモーロールもし易いように設計されています。ですから、私は十分どころかほとんど乗りこなせない代物です。

 また、湖水用としての組み立て式二人乗りカヤックは、川の流れ込みなどをキャンプサイトにして釣り上がる時、テントなどキャンプ道具一式を積めるのでたいへん重宝したものです。特に、車で直接行けないような、山上湖の対岸の流れ込みなどを陣取る時には大変重宝しました。この組み立て式の方は、いつもキャンピングカーのルーフに、いつでも遊べるように積んでいます。

諫早干拓調整池でパドリング

 1997年4月、全国的に話題になった干拓堤防閉め切りによりできた広大な淡水湖、元々本明川下流域の干潟だった所が新たに湿原となり、その水際へカヤックで漕ぎ出してみました。いつも眺める陸からの湿地と調整池の風景、その広さと未知の世界へのパドリングは、二人にとって興味深々、ちょっとした前人未到の探検気分です。

 この辺りが鯉釣りのポイントとなっている所ですが、水が土色に濁っていて水深など全く検討がつかない状況です。水側から様子を探ろうと、カヌーを持ち出し葦が生い茂った水際をぐるっと回り、パドルで水深を測ってみたり、入り江の形状など、普段見れない湖面からの景色を楽しみました。


山岳渓流のフライポイントでキャンプ

 フライフィッシングの釣果は、ポイントに誰が一番のりできるかということにかかっています。そこで有効なのが、そのポイントでキャンプするということになり、ラフの林道を入って行ける四輪駆動が条件となりますが、通常のRV車であってもキャンプとなるとやはりいろいろと準備が大変になります。

 愛車ロデオは、その点林道も入って行けるサイズの四駆で、前夜の内にポイントに入り朝を待つことができるということです。


大きな自然と小さな私」雄大な自然を求めて

 九州にも、北海道に負けないほどの雄大な自然を楽しめる所があります。その中でも、阿蘇は逸品です。外輪山の草原から望むパノラマは、そのスケールを感じることができます。また、四季の表情もいろいろと映してくれます。外輪山の中がすっぽりと白い雲海になり、中央に涅槃像が島のように浮かぶ様は圧巻です。

 いつかその内、北海道をゆっくり家族で回ってみたいという夢は未だ捨てきれず、息子の一土(2歳)がもう少し大きくなったら是非実現したいと密かに思っています。


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