Fresh Water Lure Fishing

七月九州豪雨と梅雨の合間の湿地調査(2020.07)

 今季の釣査は、依然とコロナ収束の目処が立たないまま感染拡大が勢いづく中の梅雨入りとなりましたが、例年に増して突然の猛暑日到来と思いきやこれまで経験したことのない豪雨に見舞われました。当地諫早では大きな災害は発生しませんでしたが、隣県のみならず日本全国が豪雨が繰り返されています。

 さて、当地も1時間当たりの降雨量110ミリメートルという日があり、その後の断片的に降り続いていた頃の或る日、雨が上がった2日目あたりの干拓湿地原の様子を見に行ってみました。調整池の排水が行われた後と思われ、通常車で入って行ける干陸地何の管理道路は冠水して流されて来た流木やいろいろなものがゴロゴロと横たわっている有様でした。そして、調整池の水嵩はまだ60〜80cm高く一番低い湿地腹は完全に冠水状態でした。排水にも時間がかかるとみえ潮の干満との間で調整をしていると思われます。

 梅雨の間は、この繰り返しが続き我が釣査はしばらく待機となり、その間に葦原は3メートルほどに伸び中に入れなくなります。葦原の中の秘密のポイントでの釣査は、今季はこれで終わりになるかも知れません。

福岡から一年振りのモンスターアングラー来諫(2020.05)

 今季の私の釣査は、福岡在住H氏とのLINEのやり取りで始まりました。この数日の気温上昇とともに毎日氏から送られて来る釣果写真に感化され、私も積極的なスタートになりました。当地の水辺環境の状況は、相変わらず菱の新芽もほとんど出ずカバーは引き続き望めないようです。また、他の地方に比べて肌寒い日が続き、本州のような30℃という夏日は全くありませんでした。

 そして梅雨予報は、いつもより少し早まるようで九州地方は来週早々にも梅雨前線が北上して来るとの報道です。梅雨に入るとジメジメとした日が続くばかりか、私たち釣り師にとっては田植え時期の泥水が一斉に河川に流れ込んで来るということになります。しばらくの間は、釣りどころか濁りと増水が収まるのを待つしかありません。梅雨後半、やっと豊富な水を得た魚たちは、活性が最高となり繁殖期に入ります。

 そんな梅雨前の快晴日を迎えた今日(05/24)、風は湿気のない気持ちの良い爽やかさ、日差しはすっきりと眩しく澄んだ青空、草木は優しい新緑から脈々とした緑に、目に映るもの全てが生命感に溢れる美しい日となりました。そんな日、釣りを通じて知り合った福岡在住のアングラー親子が来諫され、いつもながら鉢植えの花を携え一年振りに楽しい再会を果たしました。同じ喜びを共有できる釣り師とともに同じ時を一緒に過ごせることは、本当に楽しく、アッという間に夕間詰時になってしまいました。氏にはめでたくお孫さんが生まれ、釣り師らしく“蓮大郎”ちゃんと名付けられたそうです。

 

 その翌週、以前に見つけていた前人未到の水際へ、ルーフボックスに忍ばせているウェーダーに着替え草刈りバサミを持って人丈に伸びた葦を払いながら奥へ入りました。ガサッガサッツと葦や草を踏む足音立てながら道を作ったので、しばらくその場を離れ木陰の椅子に戻りました。そして汗をかいたウェーダーを脱ぎ、クーラーボックスの冷たい水を飲みながら昼食弁当にしました。木陰の爽やかな風の中、眺めた景色は野鳥の囀りと緑に包まれ一段と鮮やかに、私だけのゆったりと流れる隠密の時間は何ものにも代えがたい至福の一時でした。

 さて、しばらく休んだ後、今度はヒップウェーダーに履き替え、新しく切り拓いて作った私だけの道を抜き足差し足、私は高鳴る鼓動を抑え枯れ草を踏んで音を立てないよう神経を集中してゆっくりゆっくり慎重に新たなポイントへ。すると、突然 “パキッ!パキッツ!”と大きな音が、知らずに空ペットボトルを踏んで音を立ててしまいました。草の中を見渡すと、あちこちにいっぱい転がっているのに気づき、二度と踏まないよう道沿いの空ペットボトルを拾いながらソオーッと進み新しく作った道の行き止まりまで行きました。そして、ロッドを持って静かに立ち、葦の根元の水面を見渡しながら魚影を探しました。

 ワンド一番奥、葦の群生の根元を狙って遠投、オープンウォーター3投目、リール巻き上げルアーを引いて来たら、揺らぐフロッグの波の後に別の波が、“バフッツ!”と大きなバイト音、私は “来た!”と一呼吸置いてからロッドを振り上げました。“バシャ!バシャ!”と重たい首振り、荒げる水面に一変した風景、“落ち着け!落ち着け!”と気持ちを押さえながらリールを巻き上げました。手応えは充分でしたが、手元で見る魚はまだ子どものモンスタージュニアでした。“偽物のカエルでゴメン、遊んでくれてありがとう”と…。魚にしてみれば、餌のカエルだと思ったら偽物に騙され、初めて見る人間に驚いたことでしょう。自分勝手な私の遊びに付き合ってくれ、なんだか少し申し訳ない気持ちになりリリースしました。釣査結果は合計3バイト、内1バイトは鮮明な映像とともに楽しい想い出となりました。

シーズン初めのフィールド廻り(2020.05)

 コロナ感染防止外出自粛がかなりの効果が上がって大都市を除く地方では感染者がほとんど出なくなり、休業や外出自粛要請解がそろそろと言うムードが高まって来ました。そして、天候も30℃と言う夏日のような陽気になり“ステイ・ホーム週間”と名付けられた「お家時間」が今度は熱中症の心配すら叫ばれるほどでした。とは言っても、当地はそのようなTV報道とは違って爽やかな風の吹き渡る新緑の湿地原となりました。気温は28℃位の気持ちの良い初夏という感じでした。

 私にとっては突然のモンスター釣査日和の1週間となり、当地のほか佐賀平野のクリークと雲仙市側の干拓調整池の水際の様子を見に出かけました。

 例の三角ワンドは反応ありと大きい黒い魚影に緊張、しかしノーフィッシュ。続いて高来町川の流れ込み奥では、例年と違って反応無し、さらに本池川の流れ込みとの合流域も反応無し。ここも、例年と違って恋のあペアリングもほとんど見かけませんでした。そしてこの数日、知り合いのアングラーから佐賀空港近くでの釣果写真が毎日のようにラインで送られて来ていたので、じゃあ〜一度行ってみようと思い立ち半日ほど回りましたがノーフィッシュに終わりました。

 続いて翌日、今度は雲仙市側(吾妻)の干拓調整池の水際へ何年振りという久しぶりの釣査に向かいました。まだ草丈の低いこの季節ならではの水際へ、草を掻き分け足で草を踏み倒しながら道を作って進むという期待が大きい時にしかできないポイントを目指しました。草丈は、上から見てる時と大違いの肩ぐらい、運動不足だった身体にとっては予想以上の運動量となり、やっと思いで辿り着きました。

 さて、以前(4〜5年前の同時期)はパラパラ菱のカバーがあり魚の反応もまあまあだったので期待して来たのですが、今回は菱カバーが全くないオープンウォーターでした。対岸の葦までフロッグルアーをキャストし、そして葦の根元の水面にそのフロッグを落として食わせるというやり方しかありません。一旦向こうの葦にフロッグを投げ乗せ、そのフロッグを少しづつリールを巻き戻しながら葦側ギリギリに落とすという技を駆使しなくてはなりません。対岸の葦に敢えて引っ掛かけたフロッグは、容易に根元に水面にぽちゃんと落とすことは容易ではありません。フロッグを引っ張るので、逆に葦の弾力により飛ばされてしまいます。そんなこんなで四苦八苦しながらフロッグを水面に落とし、今度はカエルに模したルアー(フロッグ)をカエルが水面を泳ぐように動かしながらリールを巻き上げます。この繰り返しが、カバーなしのオープン釣りとなります。そして、肺呼吸もするので水面まで呼吸をしに浮いて来ます。餌は小魚などのほか、カエルやネズミのような小動物も獰猛に捕食するため、カバー(菱や浮草など)の下や葦の根元に隠れ、獲物が来るのを待ちます。なので、移動は葦の根元などの水際に沿って波を立てずにソッと移動します。このような習性を利用して、カエルに模したルアー(フロッグ)を水面に飛び込ませて泳がせるという擬似餌(ルアー)釣りとなります。そこで、水面を泳いでいるカエルを水中から大きな口を開けて吸い込むため、バフッツ‼︎(バコ〜ン!)という迫力あるバイト音がします。

 話が外れてしまい釣り方の話になりましたが戻しますと、そのような釣りのため葦側にフロッグを落とす他に葦側を岸に沿って移動している御影を見つけて頭の方に投げて鼻先まで引いて食わせるという手堅いやり方もあります。なんと、今回は短時間の間に運よく3回、そんなラッキーなチャンスに恵まれ立て続けに3尾を釣ることができました。

2020

新型肺炎コロナウィールス感染防止「緊急事態宣言」に伴う外出自粛要請終盤、今季初釣査(2020.05)

 例年のゴールデンウィーク辺りから始まるモンスター狙い、今季は中国武漢から広まったと言われる新型肺炎ウィールスの感染が世界中に蔓延し今もな猛威を奮っています。また、気温も上がらず、相まって今季のスタートはいつもよりかなり遅い幕開けとなりました。

 今季は如何に?と高鳴る気持ちを押さえながらロッドとルアーを点検、今季用に新たに入手したフロッグを調整、活性の低いオープンにはブレードが効果があるとH氏からの釣果写真とアドバイス受信、早速アドバイス通り小さ目のルアーにブレードを買って来て装着しました。

 さて、毎年シーズン初めにフロッグをキャストするポイント、プライベートポイントと言っても過言ではない葦の生えた“スモール三角ワンド”(15/14)へ行き、水際の伸び始めた葦と草を音を立てないように踏み倒し(どうしても音が出てしまう始末)、ポイント3箇所を作りました。小雨上がりの好天日、気温25度位まで上昇した午後3時以降小さ目のフロッグを葦側へキャスト、やはりそう簡単には反応してくれません。釣りというのは、自分の思い描いた絵のように思うようにはいかないものだと言うことは十分に分かっているものの、夕方の夕間詰時、遂に葦の根元から“バフォッツ‼︎”と吸い込み音とともに重たい手応え感じました。今季、初顔合わせのモンスターの青年と出会うことができました。


2019

福岡からのアングラー、草に覆われた干陸湿地原で二度のスタック(2019.09)

 九月に入り、モンスター釣りも佳境に入りった頃、異常気象被害により釣りのポイントが全国的に影響を受ける中、当地だけは比較的に免れたということで、福岡在住のアングラーのHさんから久しぶりに連絡が入りました。“実は行く所がなくて、諫早だったら大丈夫だろうと思って、今諫早に来てるんです”、ところが“水際に(RV車で)降りたら、草でよく見えなくて大きな岩にはまり込んで抜け出せなくなりました”と。

 その場所というのは、私が以前草丈の低い時に一度案内したことがあった所で、“行ける”と思って入ったところがルートを間違えてしまったようです。そこは、堤防内の水際の岩積みエリアで簡単には抜け出し難い草ぼうぼうで下地の見えない場所でした。“とにかく、すぐ行きますから、待っていてください”と、私。

 家から12~13分急いで駆け付けると、案の定人丈ほどの草の中に赤い車の屋根がありました。岩場からの脱出は独力で運良くできていたものの、立ち塞がる草を掻き分け掻き分け何とか辿り着くことができ、Hさんの笑顔にほっとしました。2年振りの草ぼうぼうの中での再開、アングラーらしいばかりかその無謀振りも健在でした。

 私は、“先ずは車を湿地原から出しましょう”と、車のルートを確保するため岩場の角を探って斜路の位置と方向などを確認しながら数カ所の目印を作りました。そして、その目印を頼りに後ろ向きに少しづつ誘導し、無事脱出させました。幸いなことに、私が草のないオフシーズンの湿地原の状況を知っていたので、脱出ルートを探し出すことができました。

 

 その三日後、私は八女の実家の法要を終えて帰えりほっと一休みしようと思った矢先、またもやH氏から連絡が入り、今度は湿地原でタイヤ半分までスタックし全く出れない状態になっているとの話。場所は、以前と違うもう少し東寄りの湿地原の水際だと、話によると、ここも私が以前一度案内したことのあるポイントで、たまたま最近工事のため水際の草が刈られた状態になっていてそこを奥の方まで入って行ってハマってしまったとのようだ。湿地は、見た目は同じで水平のようでも奥(海の時は沖)へ行けば潟が堆積しており、その辺りでスタックしたと思われます。H氏の車は通常RV車よりラフ仕様になっているので大丈夫だろうと思って入ってしまったそうです。

 結局、その日は森山のH氏の知人の人たちで試みられたが脱出できず、翌日その知人の方の口添えにより近くで工事中だったユンボで引き上げてもらい脱出できました。私は、その連絡を受け、H氏に代わって車を引き取りに行きその知人宅まで車を預けに行きました。そして、その翌日の午前中(二日後)、私は諫早駅までH氏を迎えに行き車を預かってもらっているH氏の知人宅へ一緒に行きました。良い大人達の一大笑い話となり、一件落着となりました。

異常気象と工事に見舞われる干陸地(2019.08)

 今季も、昨年同様いやそれ以上の異常気象となり、日本全国各地がこれまでに経験したことのない猛暑や台風被害などに見舞われるという、淡水魚の生息環境の深刻な悪化の進行と我々淡水アングラーにとってもその深刻な状況が心配となっています。その異常なまでの豪雨、空梅雨、酷暑続き、これらすべてが各地を襲うとともに9月の複数台風の襲来は日本全国で甚大な被害もをもたらすというものでした。

 また、当地のモンスターのポイントとなっていた所にも大きな変化があり、それは内水面の変化ではなく陸地においてでもあり、水際の干陸地(国土交通省管理)は工事残土(新幹線工事や工業団地工事など)捨て場となり、大きなダンプが引っ切りなしに泥を運んでいます。なので、今までの干陸地内の道路は工事車両専用となり、一般車両は進入禁止となっています。

 このような状況になった今季は、内水面だけの状況変化だけに止まらずポイントアクセス路の確保も難しい状況に追いやられてしまい、しばらく間このような状況が続くことが予想され、私たちアングラーには何の手立てもなく、ただそれらが早く落ち着き元の静けさを一刻も早く取り戻して欲しいと願うばかりです。

 しかし、元の状態に戻らないのではと懸念は高まるばかりですが、これも一アングラーという立場では致し方ないことです。

2019 内水面の変化状況(2019.07)

 ここ3年の間、干拓内水面の様相が変化し水草などのカバーが徐々に無くなってなってしまうという、淡水魚にとっての生息環境の悪化が続いています。

 以前は、5月の連休時期は菱の新芽がポツポツと顔を出し、梅雨に入ると一気にパラパラから一枚菱に、そして、その後二枚三枚と成長して葉っぱが立ち上がりました。葦の成長と共に真夏になって猛暑が続き雨が降らないと、一時期空中に立ち上った葉っぱが萎れますが秋口になると再び新芽を出して白い可愛い花を付けます。そして秋には菱の実を付け、来春に命を繋ぎます。また、水面一面を覆う黄緑や赤色の小さな葉っぱのウキクサと浅い所のウキ芝などが、菱と並行して一緒に成長してそれぞれに水面を棲み分け綺麗なモザイク模様を見せてくれたものでした。

 浮き草、その名の通り茎の部分に丸い浮き袋を持つ薄紫の綺麗な花をつける布袋草は、最も早い時期から減り始め、今では湧き水や川水の流れ込みのあるわずかな溜まりにしか生えなくなり、殆ど見かけることができなくなりました。

 このような変化は、内水面全体に共通して見られる現象であって、この数年顕著です。私の釣査では、そのような水生植物環境の変化に乗じ本来生息していた水生動物や小動物の生息環境も大きく変わり、それらの生き物の繁殖に支障を来している事になっているように感じます。当然のことながら、食物連鎖によって成り立っていた環境が崩れれば、淡水魚たちの餌場がなくなりモンスターの生き餌が無くなるということに繋がります。私は、個体数の変化については確かめようがなく正確なところは判りませんが、釣果は明らかに激減です。と言うか、オープンウォーターになって水質も落ち、すぐアオコが発生するようになってしまった今、正直なところ魚の居着き場所が他所に代わったのか、個体が減ってしまったのか、それとも餌取り場所がどこになったのか、正確なところは判りません。

 これから先まだシーズンも残されているので、引き続き釣査を続けたいと思っています。

2019 釣査始動(2019.06)

 この2〜3年前から期待してきたカバーの復活生育が、今季も期待が外れ、更に悪くなった観の強いパラパラ菱の様子すら見られない状況です。調整池と直接繋がっていないわずかなクリークには、例年通りしっかりカバーがありますが、調整池の水と直接繋がった所は殆ど新芽が出てなく土ろのオープンのままです。1週間ほど前の猛暑日が続いた時は、もうアオコが発生していました。本来の梅雨入りも遅れ、晴れの日続きのため今後さらに心配されます。

 一部のカバーが掛かったクリークも雨不足で減水状態が続き、小魚などの生育が悪く餌の確保ができないままです。早く雨が欲しいところですが、梅雨入りの発表が未だです。

 カバーが無くなってしまったのは、農作業効率上、除草剤などの散布により農業用水路やクリークに流れ込み水草をも枯らしてしまったのではと推測されます。以前、クリークにあった浮芝や菱、布袋草が殆ど見られなくなり、併せてクリークの護岸工事により昔ながらの木の杭や土の法面が無くなりました。そのため淡水魚の産卵場所が減少して生育場所も無くなりつつ、またベイトを捕食する魚もいなくなるという負のスパイラル状態に陥り急速に進行しているように感じられます。

 そのような状況の中、ある時何気なく足元でペアリングが始まりました。これまで、3回ほど見かけたことがありますが、このような真近な所で見たのは初めてです。


2018

2018シーズン納竿 (2018.10)

 結局、今季は釣果を語るには及ばず、カバーと水質に終始する結末になりました。

 このところの菱カバー無しの状態続きから、気温上昇による激暑続きの夏季、雨の降らない梅雨、台風到来の現象など、いろりろな悪条件の重なったこともあり、アオコの発生が凄く水生の生き物にとっては酸素不足と餌不足が心配されます。

 水生植物の生育不足による結実無は、来季の発芽のチャンスを望めなくなり、きっと来季以降も今年と同じ状況になることが予測されます。

 

 対象のモンスターたちの繁殖場所がなくなりつつある中、個体数の激減が懸念されます。上流域の水質の良い水域に移動して、産卵場所を確保できればと願っているところです。

2018シーズン 釣査不調   (2018.09)

 昨年から”今季こそは”と期待していた菱カバー等の生育も、結局昨年以上に悪く全くと言っていいほど掛かりませんでした。したがって、モンスターとの出会いも殆どなく、今季が終わろうとしています。

 今年の天候は、昨年以上に猛暑続きと梅雨明けが早かったことから、当地では雨が極端に少なく、小動物や植物の成長に大きく影響が出たように思われます。例えば、雨の多い梅雨時に育つ湿地のシシウドは、ほとんど育たないまま枯れてしまい、昆虫なども少なかったように感じています。TV報道によると、今年の暑さは蚊も死ぬほどだったとも言ってましたから。

 九州地方は、以前”台風の通り道”と呼ばれていましたが、この数年の間にそのルートが変わってしまい当地長崎地域は幸いなことに台風から見放されるようになりました。その代わり、他の地域では台風が毎週のように上陸したり、北海道に至ってはこれまで関係のなかった梅雨や猛暑、そして大雨や台風に見舞われるようになってしまいました。日本列島は、これまでと天候が変わってしまったようで亜熱帯気候が北東域に移動して来たような感じです。これらの原因の一つとして挙げられるのが、海水温の上昇だと言われ、影響は天候だけに止まらず水産資源地域の変動なども挙げれています。私の淡水釣査のことなど、小さな問題かも知れませんが、やはり地球温暖化による影響があるのではないだろうかとも感じています。

 さて、先頃の連続的な台風(関西空港冠水被害)後、本名川下流の河川公園は散歩に行った際、半造川にかかる歩道用橋に大量の水草が引っかかってっていました。上流から増水時に流されてきたものと思われますが、その殆どが菱藻でした。三年前までは、干拓調整池にも同様の菱がカバーとなって掛かっていましたが、この2年前から殆ど皆無状態になってしまい、モンスターとも出会えなくなってしまいました。河川上流域には、未だ菱藻が生育していることが判明しましたが、干拓調整池に流れ着いた後、果たして根付いてくれるのか否かが気になります。引っかかった菱を運んで行ってらどうだろうかと思い、以前のようにまた蘇ってカバーを掛けて欲しいとつい思ってしまいました。

 なぜか、調整池の水が溜まっているエリアは、全くと言っていいほどカバーがなくなりましたが、流れ込み河川域では生育していること、また調整池の水が流れ込んで来ない諫早平野のクリークでしっかりと元気よく生育していることを思えば、干拓農園や周辺農地で大量に散布されている農薬の類が原因ではないかと思っています。確証はありませんので、その原因をご存知の方がおられれば、教えていただきたく思います。

2018シーズン 釣査始動 (2018.04)

 今年の気候は、特に四月の三寒四温の温度差は10度以上となり地域によっては夏になったり冬に逆戻りしたりという状況で、当地諫早はそこまではなく積雪もほとんどなく、少し桜が遅れたという位でした。

 その突然の夏日到来となった快晴日、水際では鯉がバシャバシャと産卵行動が活発化した中、アングラーの私としも高揚せざるを得なく早速ロッドを持って水際に勇みました。

 この季節というのは、例年菱の新芽が芽吹き、水面のあっちこっちに小さな5枚ほどの可愛い葉っぱを浮かべ始めます。すると、鯉釣り師にとっては、その水底から水面まで伸びた菱の芽が仕掛けに絡まるようになって煩わしくなり、私たちアングラーにそのポイントを譲ってもらえるという交代の時期ともなります。

 しかし、今季の調整池の菱の新芽の生育状況は、なぜかこの2〜3年前からの激減続きでまだ全く見られない状況です。多分、一昨年や昨年結実しなかったことで、水中に種子を残せなかったのではないかと推測されます。このままだと、今季もカバーは望めない可能性が高いと思っています。

 

 江戸時代から干拓により米所として開かれてきた諫早平野は、沢山の農業用水路が張り巡らされておりその一部にはモンスターが生き伸びています。これらの用水路は、梅雨入り前の田植え時期までは減水したままで殆どが干あがった状態で、一部の所のみが水が残っっています。その中でも、さらに昔ながらの草に覆われた土手の所には、密かにいろんな淡水魚たちが生き延びています。


2017

OFF期、ロッドメンテナンス用に回転乾燥台製作(2017.11)

 これまで、フライロッド、鯉竿、バスロッド、モンスター用ロッドなどを使ってきましたが、ロッドチップを折り何度がっかりしたことか。しかも、大物を掛けてのトラブルだったらまだしも、車のドアに挟んだり、窓ガラスを閉める時挟んだり、車に立てかけておいたロッドを仕舞い忘れて発進しリールごと敷いたりなどお恥ずかしい限りですが、捨てきれずに貯まってしまいました。

 そこで、知り合いの釣りのエキスパートN氏の道具作りやメンテナンス技術に影響をされ、私も少し試みてみるかと思い立ちました。その試みは経済的にも良いことなのですが、その道具を買い揃えるのに費用がかかることになるので、ロッドを塗装する際必要となる乾燥回転台を自作することにし捨て切れず保管していた折れたロッドを修理しようと企みました。

 先ずは、ネットオークションや通販で低速回転のモーターを探して入手、ロッドを固定するためのチップ掴みを購入、その他は破損したリールの部品の再利用と我が家にあった百均のブックエンドなどを活用し出費を抑えることができました。

 早速、今シーズン初めに買ってすぐ折れたロッド、バス用7.2フィートの強靭なお気に入りロッドともう一本のヘビー用バスロッドを修理することができました。ロッドのテストは、本当の魚ではまだですが、春には大物で確認したいところです。それから、まだこれからフライ用のバンブーロッドの補修もしようと思っています。このロッドは、岩場を遡上中転んだ時持っていたロッドに乗ってしまい、三角形のバンブー部材の接着部にダメージを与え一部接着が剥がれてしまいました。なので、その補強と装飾をして塗装をしようかと思っています。

 今後も、ロッドのトラブルは当然のごとく避けれませんので、大いにこれを活用しお金をかけずに釣りを楽しもうと思っています。

釣り師からのお心遣い、また心得を学ぶ (2017.11)

 11月11日は、ポッキーの日だそうです。というのは近くのスーパーに買い物に行った家内が、レジのアルバイトをされている息子の同級生のお母さんにPOPの風船をいただいたからです。息子の一土が喜ぶだろうとポッキーの形をした風船を2個もらいました。

 そのポッキーの日は、実は家内の誕生日でもあります。午前中部屋にいるとピンポ〜んとインターホン、誰だろう?それとも何が届いたんだろう?と思いながらドアを開けると、宅配で包みの荷物が届きました。

宛名を見ると、家内の名前が記されており差出人が関東在住のモンスターハンターH氏でした。

 家内と私は、"エッつ!よく誕生日まで…!”とびっくりしました。H氏は毎年3〜5人でモンスター狙いに来諌され、私もその時いつも同行させてもらい食事をご馳走になりながらご一行と釣りの話をさせてもらうという間柄です。そのような私の家内の誕生日に、家内にというこの細やかなお心遣い、私と家内はただただH氏のお気遣いに感激しました。

 その5日後の16日、フェイスブックの友達でもあるH氏、FB事務局より”今日はH氏の誕生日ですよ、お祝いメッセージを届けましょう”と、受信しました。あ〜情けない、私と家内はH氏の誕生日も知らないままでした。

今季終焉、結局カバー生育不全にて終了 (2017.10)

 今季は、猛暑続きと他の地方では50年に一度という豪雨に見舞われ土砂崩れや河川の氾濫などによる未曾有の被害が頻発しました。当地長崎県にあっては、幸いにも直接的な被害を被ることはなくそのことは良かったのですが、なぜか例年のような水草の生育不全に見舞われほとんどのポイントでカバーなしという状態になりました。唯一樋門前の1箇所だけカバーを張りかけましたが、それも僅かで十分には成長せず実をつけるまでにはなりませんでした。いつもは、白い小さな花をつけた後トゲのある菱形の実をつけ徐々に枯れていくのですが、この2年前からカバーが変になり、この分だと残念ですが来年も期待薄という感じです。

 しかしながら、一人のモンスターハンターとしては、フィールドの菱カバーの状況だけが全てはない筈と密かに思いつつ、オープンの葦側を狙ったり、葦原に囲われた潟泥の溜まった浅いワンドに、雨が降った後は雨水の流れ込み近くの葦側になど、懲りずにキャストしましたが、なかなか思うようには出てくれませんでした。そんなこんなの今季終盤、結局近くの取っておきの古いクリークへ行き、モンスターの顔を見るようにしました。

 息子の一土に、本物のモンスターを見たいと言われ、それではということになり密かにそのクリーク連れて行き、車を停めてすぐの2投目、本当に本物を見せることができました。来季は、本物の鯉も釣って見せる約束をしました。

博多からのモンスターハンターを迎え、釣り師の心得を教わる

 これぞモンスターハンターというH氏、形がというのではなく、心意気とその形が正にそうである。博多からはるばる、年季の入った赤いランクルで週末に来諫される大物釣りの大家、いつも穏やかな優しい語り口で電話連絡をもらい、現地で落ち合って一緒にロッドを振らせてもらいます。

 H氏との出会いはまだ日が浅いのですが、釣りという遊びを通して知り合う人に共通して言える、以前から知っていたかのような、す〜っと何の抵抗もなく親しくなれるという不思議な感覚になります。互いにまだ素性など知らないまま、自然と釣りの話になりその時間のあっという間の早さに驚いてしまいます。何かが通じるというか、釣りをする喜びに対する感性を共有できるという同じ人間同士の出会いを感じる至福の会話と時間を感じました。

 さて、H氏はモンスターのほかGTやヒラスズキなどの大物を狙って週に三日釣りをされている方で、私は氏から道具のことからテクニックまで等の色々ことを教えてもらっていますが、その一つ釣り師の心得までもご教示いただきました。というのは、氏と出会った頃、氏来諫の時はいつも生花の鉢植えを土産に持参され ”これ、よかったらどうぞ” と、”えっ⁈ ”とポカーンとすると、”奥様に、どうぞ” と。いい歳の男同士が、花を…?という思いが過ぎりそうになる私に、”釣りが好きな男は、だいたい奥さんに迷惑を掛けているもの”と氏は和かに。そして、遠征ご来諫時はその後もでした。

 さすが、釣りを一生楽しむためには友にも気を遣わなければならないという心意気、確かにと心を強く打たれました。ちなみに、氏は博多で花屋さんを長く生業として営まれているとのことでした。

菱カバーの生育に異変 (2017.07)

 モンスターハンティングは、季節と水草などのカバーの生育状態に大きく左右され、この2シーズンその菱藻や浮き草の生育が異常事態に陥り、今季はほとんどのポイントでカバー無しとなり苦戦を強いられています。例年だとこの梅雨明けの頃には、菱は2枚3枚と葉が立ち上がりヘヴィーカバーとなっていて魚の活性も絶好調となっています。

 唯一1箇所だけ、春から新芽を出しパラ菱になるだろうと期待していましたが、梅雨入り前の低温と梅雨入りと同時の空梅雨、そして豪雨と気候が不安定だったこと、その生育は成長とは逆のむしろ少なくなってしまいました。一昨年からの、生育不良に伴う実をつけなかったことが原因ではないかと思っています。

 モンスターは、本来ならば梅雨の中頃からペアリングして産卵期に入るのですが、水際浅瀬のカバーの下でカエルや野ネズミなどを捕食し、水際の葦の根元に卵を産み付けて稚魚をかえし親は保護をする習性があると聞きます。なので、例年のように餌を捕食するのが容易でない環境になっている近年、その生態が気になっているところです。

 釣り師の一人としては、そのような水際環境の変化は釣果という点ではかなり落ち込んではいますが、何も悪いことばかりではありません。菱藻の生育不良という現象はハンターを遠ざけてくれ、この二年間は激減して以前顔合わせていた遠征組などの顔をほとんど見かけることがありません。魚たちにとっては、返ってハンターという敵と顔を合わせなくて済み、安心してのびのびと過ごしているだろうとも考えています。

 しかしながら、菱カバーのかかった水際環境が整わなければいつもの産卵場所がなく何処でペアリングするのだろうかと、また菱の実が実らなければ、この先カバーなしの状態が続くことになるのではと懸念され、そのことが大いに気がかりです。

福岡からのモンスターハンター親子ご来諫(2017.05)

 昨年秋のシーズン終焉間際、或る水門近くで赤い年期の入ったランクルに、車のトラブルかなと思って声をかけたのがきっかけとなり知り合いになりました。そのH氏は、たまたま九州中のポイントに精通されており、遠く新潟辺りまで親子で遠征に行かれるそうで、今回初めて諫早の様子を見に来たということでした。今季シーズン初めの4月、その時に交わしていた私の連絡先にGWの前半に香川に一緒に遠征にどうですかと嬉しいお誘いのご連絡をいただきました。その電話での名乗られたお名前に最初どなたか分からず、失礼をしたのですが、すぐH氏と気付き嬉しくまた楽しく情報交換をさせてもらいました。そして、その香川についてはご一緒しないことになりましたが、この連休の3日の日にこちらに遠征に来られるということになりました。

 約束していた3日当日、早速H氏から連絡もらい、結局GWの前半は今年の気候の状況が遅いことから香川をやめ佐賀の伊万里に行かれ、早くも92を釣り上げたとのことでした。諫早の水際の様子については、同様に良くないことを前もって伝え、まずは今後の本場に向けての水際の下見を兼ねて比較的水質の良い小魚などの多い東側のエリアを案内することにし、そこで落ち合うことになりました。

 さて、待ち合わせ場所に向かうと例の赤いランクルの後ろ姿が目に入り、早速車を寄せて挨拶をしようと来るかから降りると、忘れてはいけないので先にと、綺麗な花を私の車に入れそれから改めて挨拶を交わしました。H氏は花屋を営まれていると聞いていたので、飾り花をお土産に持参されて来られました。モンスターハンターから老体アングラーへ飾り花を?と一瞬男同士の不釣り合いな光景でしたが、熟年者としてのスマートなお心遣いに先手を打たれました。

 釣果は、同行されていた息子さんが2~3投目に出た70 センチほどの1尾のみでした。息子さんは今季初めてのキャストだったそうで、幸先の良いスタートとなりました。

 そして、夕方雲模様が怪しくなり早めの切り上げとなりましたが、その後森山町のお知り合いの漁師料理店にお誘いを受け、夕食を共にしながら干拓前の諫早湾の話などをマスターから楽しく聞かせてもらいました。またマスターは、私の知り合いともお知り合いだということも分かり、奇遇な1日でした。

今季の初顔合(2017.04)

 私のモンスターハンティングのスタートは、一昨年までは6月頃からでしたが、関東からのご一行をお迎えするようになってからゴールデンウィークになっています。と言っても、カレンダーの予定通りではなく、天候などによる水量や水温、水辺環境の生育状況に大きく左右されます。 

 さて、今季の関東からのご一行5名は5月2〜5日の予定で、また福岡からの新たなご一行も3日にご来諫予定となっているため、私はあらかじめフィールドの下見をしてその様子をお知らせすることになっています。これまでも何度か現地を見に行きましたがルアーは投げていなかったので、気温24度好天に恵まれた今日、フロッグを試そうとやって来ました。

 今年は気温がまだ25度以上になった日がなく、水温も低く魚の活性がまだまだ低く、トップルアーを追うようなことは殆ど期待できません。そして、この時期はどのポイントの水面にもまだ全くカバーが掛かっておらず完全なオープンのため、まだ魚が葦原から出て来ていないことが予想されます。

 ポイントは、通常の広い水辺と異なる比較的に風が当たりにくく陽当たりの良い、水の動き難い、水温が上がりやすい他より水深の浅い小さな入り江状の水際を選びました。このポイントは、昨年も一番早く反応のあった所で人も殆ど入らない場所なので期待できる場所です。

 期待半分、昨年10月以来のロッドと新たに入手したヘヴィーカバー用のロッドを取り出しトップルアーのフロッグをラインにセットし、まだ腰ぐらいにしか成長していない葦原の中の目的のポイントに胸を躍らせながら歩いて向かいました。もう少し経つとこの葦も人丈以上に伸びて入れなくなってしまい、この時期唯一のポイントでもあるからです。

 そして、肝心の魚の反応は、5〜6回ありました。期待以上の2尾、ルアーにアタックして来ました。他にウシガエル、ナマズの反応も数多くありました。


2016

釣査のための必需品  マウスオープナー(2016.09)

 モンスターは、欧米ではその形相からスネイクヘッドと呼ばれ、日本では一度食らいついた獲物は雷が鳴るまで離さないという先人の言葉が由来だと聞きます。私もこの釣りを始めた当初は、喉の奥までのみ込まれてしまったルアーを簡単に取り出すことができず苦労をしていました。そんな時、関東から遠征のアングラーの方にモンスター専用の道具があることを、そして釣れたその場で取り外しの状況を直に見せてもらうことができ「マウスオープナー」という取り外し専用の道具があること教えてもらいました。早速帰ってネットで調べて購入し、その後は魚へのダメージも少なく、またプレッシャーもできるだけ小さくリリースすることができるようになりました。その後は、以前の私と同じようにモンスターを掛けて困っているアングラーに出会えば、積極的に外してあげるよう心掛け、末長く楽しめるようにと思っているところです。

 釣りのポイントでは、やはり私と同じくモンスターを掛けて針を外せなくて困っているアングラーに出会うことがあり、私はこれまでのみ込んでいるルアーを外してあげたことが2度ほどあります。また、知り合いのアングラーによると、困って電話しようかと思ったことがあるとも聞きました。このように先人の話の通り、モンスターは顎の力が強く人の手の力だけでは口を開けることは困難でそのままラインを切ってしまうことも多くあります。

 そのような経験から、モンスター用ルアーのフックにはバラさないための逆向きの針が「バーブレスフック」という大きな2本針をカエルなどを模したゴム製のルアーに組み込みます。その分、どうしてもバレやすくなるため、ラインが弛ないようドラッグを締めて素早くリールで巻き上げることが大きく釣果を左右します。今の私の最大の課題は、そのバラしです。

フィールド状況とロッド一式の適合性 (2016.09)

ロッド長:7.2〜8F,  ライン:PE#6〜#10,  ルアー:15〜48g を4本でカバー
ロッド長:7.2〜8F, ライン:PE#6〜#10, ルアー:15〜48g を4本でカバー

 中古のデカバス用ロッドから始まった私のモンスター狙い、その道具はYou Tubeの釣り動画や釣り場で出会うアングラーのアドバイスなどを頼りに、ほとんどをネットオークションで自分なりに良かれと思うものばかり集めました。やっと5年目にして、それぞれの違いと用途が少し分かったような気がしここまで何とか格安で揃えました。こうしてご披露するまでの物ではないご専門のアングラーにはお恥ずかしい限りですが、この道具一式でこれからもモンスターを狙います

 ロッドの選択要件については、対象魚の大きさを優先しがちになりますが、それだけでは不十分だということに気付きました。季節や場所によって、フィールドの状況が異なりそれぞれの条件に適応できるロッド一式を複数持つこと大事なようです。通年同じロッド一式だけでは、どうしてもフィールのバリエーションに対応できず釣査が不十分になってしまいます。大は小を兼ねるという言葉もありますが、釣り道具あってはこの言葉は当てはまらないようです。

 特にモンスターハンティングとなると、魚の大きさだけではなく季節の移り変わりに伴うフィールドの大きな変化に適合する必要があります。例えば、シーズン始めの頃のポイントの水面はほとんどオープン状態でカバーはありませんが、5〜6月からパラパラと菱が水面に新芽を浮かべ、7月以降になると水面一面が菱などの水草でカバーとなって覆われてしまします。このような状態になると活性が最も高くなり、モンスターとのトップウォーターゲームの醍醐味を味わえるシーズンとなります。

 そこで、このような状態の時に魚をフックさせれば、当然の事ながら菱藻などが絡んだまま引き寄せなければならなくなり、魚のお重さだけではなくて絡んだ藻の重さと抵抗が加わり物凄い重さになります。なので、ロッドの硬さやラインの太さ、ルアーの重さなど、水面のカバー状況度合いとポイントの広さなどを鑑みロッド一式の調整が必要となる訳です。また、水際を狙ってキャストすることが多いため、ついつい対岸の葦の根元などにルアーを引っ掛けることが多く、そのまま強く引っ張って葦の幹ごと引き寄せて針を外すことができるようラインとフックを強くします。また、カバーが段々と成長して分厚くなると、水面下の魚にアピールしにくくなるため大きくて重いルアーを使う必要があり、それに見合うロッド一式が求めれます。そのようなことから、同じポイントであっても、シーズン中の水面の変化によって道具の調整が必要となるわけです。これはこれで、また釣りの楽しみの一つとなります。

 いつ出遭えるか分からないメーター級モンスターに備え、中古ばかりですが、なんとか整えることができました。早くその日がことを楽しみに、毎日の天気を気にしながらポイントに通い続けているところです。

初のフロッグチューニング (2016.09)

 これまでルアーも、ほとんどネットオークションでチューニング済みのものを手に入れ、それらを参考にしながら自己流でやっていました。にも関わらず、素人の恐ろしさと言うか、厚かましさと言った方がピッタリきますが、まぐれでそこそこ釣れ楽しんで来ました。しかしながら、空振ったりバレたりすることが多くなかなか手元まで釣り上げることが難しく今になって思えば、それなりの訳があったことに少しづつ分かるようなりました。特に未だに続いているフックが弱くて途中でバラしてしまうこと、この問題がモンスターハンティングの一番の課題ではないかと思いますが、魚そのものは変わらないはずですから、魚と直接関わり合うルアーとフック回りが重要な要素になると考えているところです。

 さて、困った時の神頼み、釣りのエキスパート N氏に教えを請うのが最短ということで、氏の気軽さに甘えていろいろアドバイスをもらうことに、当然のことながらこれまでの自分流が問題だらけであることが明白になりました。ところがN氏は、通常アングラーは自分の道具やルアーなど他人に見せないところ、小生に快く見せて触らせたり、ましてやロッド一式をも振らせたり氏のノウハウまで教示してもらいました。そして、DVDまで氏の方から貸し出してもらいました。そのようなことで、小生は努力しないで楽々と知識だけは入れることができました。

  フライフィッシングのフライについても共通しますが、自分でタイイングしたフライで魚を釣り上げた時の喜びは一段と大きく、フロッグルアーのチューニングについても真面目に楽しんでいきたいと改めて思いました。いつの日か必ずや、自分でチューニングしたフロッグでモンスターを釣り上げる日を迎えたいと、さらに夢が膨らみました。

オールドリールのメンテ & 改良に挑戦 (2016.08)

 誰にも教わらず何も知らないまま淡水のモンスターを狙うようになって今季で4年目、その間遠征に来られるアングラーの人たちに教えてもらうなどして、やっと少し道具のことが分かり始めたように感じています。特に直接魚との接点となるルアーやリール、ロッドについてはその仕組みや機能と意味が分かり始めて楽しくなりました。一番のきっかけは、隣市在住の釣りのオールラウンドプレイヤーでしかもエキスパートのN氏に出会うことができたことです。氏は、釣りの腕や知識は当然のこと、釣り道具全般に精通されており自らの道具のメンテや修理、改良等をされるプロフェッショナルな方なんです。幸いな事に、小生のHPにアクセスされた事がきっかけで、お陰で色んな事を教えていただいています。たまに釣りに同行できるのが最大の楽しみです。

 小生は現在無職の身でありながら釣りを道楽としていますので、その道具調達のほとんどがネットオークションによる中古品で揃えています。リールにあっては、最初はスピニングタイプからバス用のロープロタイプを、そしてアルミ製のベイトリールへ、結局最後はスウェーデンAbu社のベイトリールで落ち着きそうです。その理由として、製品の造りが昔から変わらず部品交換や改造が容易にできることと安価で手に入れることができるということです。それから、4年目となった私のモンスター狙いは魚の大きさや釣果に止まらず、その裏付けとなるべき釣りの技や道具への関心が高まって来ていました。カスタマイズした道具を使いこなしてこそ ”釣る” ことができるということ、そしてその醍醐味を味わいたい、と。そのように思うようになり、自分のフィールドの状況や魚の大きさなどに合った道具選びとカスタマイズの必要性を感じていたところでした。例えば、もっと遠投を、もっと長くて強いロッドを、もっと大きくて重いルアーを、もっと太いラインを、もっとラインを巻けるように、バックラッシュしないように、などの問題が次々と押し寄せて来ます。そうこうしていた今季、ちゃっかりタイミング良くN氏と巡り会うことができ、リールのメンテや改造などいろいろなことを教えてもらえるようになりお陰で遠投がスムーズに、初歩的な問題解決が自分独りでできるようになるなど、新たに釣りの楽しみの幅と深さが広がりました。

2016季諫早干拓内水面釣査終了(2016.10下旬)

 今季の釣査終了は、ほぼ例年と同じ稲の刈り入れ時となる10月の半ばで終えることとなりました。昼間天気が良くても気温が25度以上にならないと魚の活性が下がり、ルアーを追わずバイト1回だけで終わることが多くなり簡単にフックしなくなります。寒くなってくると、魚は水草の生えた水の動きのない水温上昇しやすい溜まりで活動するように思われ、冷たい風の当たりにくい日当たりの良い水域がシーズン最後のポイントになるようです。冬場魚たちは何処で冬眠するのか、その生態と行動に興味のあるところです。

 今シーズンの終盤は、昨年全異なり、例年菱と水草で覆われるカバー域が全くカバー無しという事態になってこれまでのポイントの殆どがオープンのままで終わりました。そこで、新たなポイント探しを余儀なくさ、周辺のクリークを探るという釣査になりました。そのようなことから、新たに探したカバーの掛かった封鎖クリークでの調査となりサイズに恵まれませんでした。

 また、車で1時間足らずで行ける佐賀のクリーク2ヶ所、OFFになった田んぼ脇の水路の状況を見に足を伸ばし、水草と水位の様子をチェックして来ました。古い堤防に沿う葦の生い茂る所や浮き芝と水草のある水深の残ったクリークなど魚のいそうなクリークを見つけることができたので、来季は範囲を広げて釣査を楽しめそうです。

諫早干拓内水面釣査/カバーのかかったクリーク探し (2016.09下旬)

 釣果を大きく左右する重要なことは、そもそもの話としてルアーをキャストする所に魚が生息しているということになります。いない所にどれだけ上手くキャストしても、またどれほど立派な道具であっても当然ノーバイトとフィッシュという結果に終わることになります。

 そこで、今季は例年と違ってカバーの生育状態が悪くほとんど釣りにならないことから、新たに自らの足でポイト探しをして回りました。これまでは、干拓調整池の水際を主なポイントとしていたので、もっと内陸の田圃や畑の中のクリークや河川流れ込みより上流域を見て回りました。そうしたら、葦や菱、ウキシバ、ウキクサ、布袋草などのカバーできれいに覆われたエリアが思っていた以上にあり、回ってみるもんだなあと知らない所があることに気付きました。

 クリークの形態は、通常コンクリー護岸や木の杭などによるものがほとんどですが、中には草や葦などに覆われる土のままの所や懐かしい布袋草が残って昔ながらのエリアもありました。また、釣り人の入った気配のない密かなエリアも見つけることができました。

 さて、対象魚の生息の有無については、実際にルアーをキャストして釣り上げて確認をする必要があります。そこで、あらかじめ釣査ポイントを絞り、天気を見計らって新たに見つけたポイントに通い、ルアーへの反応の有無、そしてあれば釣り上げなくてはなりません。釣査結果は、クリーク数カ所に対象魚が生息していることを3度目で確認することができました。

諫早干拓内水面釣査/一枚菱からヘヴィーカバーに一気に成長 、しかし 他はアオコ(2016.09初旬)

 かろうじて生き残ったパラパラ菱は、猛暑日続きとなった8月の下旬には葉っぱが二枚三枚と立ち上がりヘヴィーになり、小さい可憐な白い花を付けるまでに成長しました。水面一面を完全にカバーするほどではなく3分の2位ですが、よく持ち直してくれました。8月末には雨も降り、一時的なアオコの発生も解消されて水質も上々になりました。肝心の魚の反応はというと、カバーの暑い所でも菱を揺らしながらバイトしてくる魚もいてカバーを突き破れず空中にルアーを跳ね上げたりしカバーの薄い所まで誘ったり、なかなか咥え込ませるのは難しいのですが凄く楽しいです。数より、如何に釣るかという駆け引きを楽しめるのもヘビーカバーゲームならではです。

 しかし、他の水域の状況はというと、5月頃はパラパラと菱の新芽が出始めていた所の殆どが全く枯れてしまってオープン状態のままに、また水の動かない溜池にあってはオープンのままだけに終わらずアオコの発生が物凄く魚の餌となる小魚や水生動物の生育が心配され、果たして淡水魚は大丈夫だろうか来年はどうなるのだろうと、生き延びていてくれることを願いつつ心配です。水際には葦や鎌、ウキシバなどが生えていますので、その中だけでも浄化されていればと祈っているところです。

 

朝マヅメと夜明け時 (2016.08)

 先月まで心配されていた菱の生育状況、雨のない猛暑続きとなった8月半ば水面3分の2ほどが一枚菱のカバーとなりました。ただし、他の水域の菱はほぼ全滅状態となり、不思議なことに一箇所だけが盛り返しました。

 一般的に、魚は朝マヅメと夕マヅメ時が活性が高くなり捕食すると言われていますが、私はモンスターは暑い昼間も結構バイトもあるし気温の最も高い頃がそうだと勝手に思い込んでいました。ところが釣りのエキスパートN氏によると、モンスターも他の魚同様陽が昇る早朝が良いですよとアドバイスをもらい、ならばとまだ暗い夜明け前にいつものポイントへ出向きました。すると日昼の暑さが嘘のように涼しくて風がなく、薄暗い朝焼けの空を反射した水面にはあちこちでベイトが跳ね波紋だらけでした。こんな早朝に来るのは初めてでもあり、いつもの湿地原が暗い荘厳な大シルエット空間に変わっていて緊張感を覚えてしまいました。

 さて、魚の活性はというと、やはりアドバイスの通りかなりの高さで、早朝だけの2時間足らずで20回ほどの反応があり釣果3、バラし3本と言う久々に大変満足のいく時間を持つことができました。やはり、早起きは三文の徳と言いますが、そのようです。

諫早干拓内水面釣査/パラパラ菱カバー&アオコ(2016.07)

 去年の菱の生育は、やはりパラパラ状態まで成長しその後すぐ枯れてしまい花を付けずに終わってしまいました。今年の夏はなぜか九州は涼しくて台風も来ない低温で大雨続きとなり、ほとんどの場所が5,6月のパラパラ菱の生育状況が悪く、唯一小江干拓水門前のみだけがかろうじて期待できるだけです。通常の梅雨の雨の降り方はしとしと雨と蒸し暑い曇り、そして時折の強い雨などを繰り返しますが、今季はなぜか梅雨入り後晴れ間が続いたかと思ったら、その後低温では長雨に、しかも水害の出るような大雨とゲリラ豪雨が続き、かと思えば7月早々には梅雨明けとなり一気に真夏日続きになっています。天気の変わり方が以前と異なって緩やかな変化がなく、極端なアッという間に真夏になって早くもアオコの発生に見舞われています。そこで、菱の生育不全についての推測ですが、5月に発芽して水面に葉を出し始めていた菱は長く続いた大雨による水位上昇により長い間水中に沈んだままに、そして日照不足と低温続きとなった20日間あまりが原因で枯れてしまったのではないかと考えています。今は、写真のようにアオコが大量に発生し広がりつつあります。さらなる悪化が予想され、通り雨でもいいから週一ぐらいの雨が欲しいところです。

 近隣の他の生育状況が気になり知り合いのアングラー諸氏に尋ねてみると、どこも今季はいつもより悪いと聞きながらも当地ほど全滅いう程はなく、初めて佐賀地域の様子を見に行きました。また、近くの森山地区も一枚菱になっているという情報を聞き新たなポイント探しを兼ねて旧干拓堤防辺りの古いクリークを見て回ったところ、菱や浮き草の理想的なエリアに行き着き、凄い発見をした!と思いましたが、そんなに甘くはありませんでした。無反応でした。

諫早干拓内水面釣査/菱カバーの生育不良(2016.06)

 6月になり梅雨入り宣言されたにもかかわらず雨も降らない夏日が続いていますが、菱カバーの生育が相変わらず悪く5月のGW時期と比べてもほとんど進んでいない状況です。本来なら、パラパラ菱状態なるのですが、今年も昨年に続きなぜか生育が良くありません。遅れているのか、生育そのものの問題なのか、今のところ不明です。梅雨明け頃になれば判明するだろうと思いますが、現在の状態からパラパラ状態まで追いついてくれることを願っています。

 佐賀のクリークの状況は、既に菱カバーがかかっていると聞いていますので、なぜ諫早が遅れているのかは不明です。私の推測では、昨年の梅雨から初夏にかけて雨量が少なく気温も例年より低く日照時間も少なかったため、パラパラ状態の菱が雨で流されたり、枯れたりし、結局秋まで一枚菱状態まで生育せず実をつけないまま終わりました。そのことが、今年に影響しているのではないかと思っています。

 森山側の水門に近いクリークの一部にすでに一枚菱状態の所があるのですが、このクリークは水の出入りが少なく、浅くて狭い一方向のみの短い距離のクリークです。ここは、すでに少し立ち上がっている所もあり、唯一の標準的な生育状態ではないかと思われます。これからの天候に大きく左右されると思われるが、2年続けて不順にならなければと願っています。

モンスター菱カバー生育の遅れたGW(2016.05)

 昨年後半のカバー生育不足による不調から半年後の今季、また新たな気持ちとリールで今シーズンを迎えました。その正式な幕開けとして、関東から毎季来諫されるH氏家族とお仲間の方々ご一行を迎えてのGWとなりました。

 釣りという共通の楽しみを通しての交友、年齢など関係のないただそれだけで仲良くなれる、一緒にロッドを振る時間を持てる幸せ、私は釣りを趣味として来たことを心から良かったと思っています。

 再会初日GW中盤は、残念ながら雨、翌日5/3の朝本明川の下流域のいつもの水門前で待ち合わせをし、お互い元気に再会できたことを喜こびまたそれぞれの家族の近況報告を済ませ、5日までの三日間という短い遠征期間となりました。今回のメンバーは、いつもの強豪総勢5人プラス1人(小生)合計6本のロッドとレンタカー3台プラス1台(小生)の4台、隣県とに二手に分かれる快晴となった雨上がりのスタートなりました。

 さて、ご一行来諫前から懸念されていた菱カバーの生育状況について、未だ不十分でありその成長に期待をしようという事前情報を提供していましたが、今年の春の気温は関東などの方が上昇し九州地方はむしろ上がらないまま、このGWにやっと上昇するという状況になりました。そのようなことから、期待されていたパラパラ菱にまでになっていない新芽がやっと水面に少し顔をというオープンでの挑戦とならざるを得ませんでした。また、フィールドはもともと東西の半島と山に挟まれる湾だったという地形でもあり、春季は特に海側からの風の強くまた水際の葦の草丈も低いことから風波が立ちやすく、そのため風を避けた入江やクリークに限られることになり、今年小生が探しておいた小さな入り江へ案内することになりました。

 新緑の人丈高の葦に分け入る密かな入江、ワクワクする新しく探した小さなVワンド、葦に囲まれ半分ほどがなんとか風から逃れていました。水の状態は、本流の水と同じ薄茶色の土色、カバーもなく浅い小さなエリア、ここは今季初めて魚と対面を果たし個体数も期待できるポイントとして温めておいた所である。まだ午前10時前、風が強く体感温度は20度ちょっと、初めは反応が悪くトップルアーという感じではなくスピナベに変更したりして探っていました。一時間ぐらい経った11時過ぎ頃、魚が肺呼吸しに浮いてきたりスピナベに反応したり、これまでと打って変わって活性が上がり、H氏の黒のスピナベにバイトしました。そして、次々と反応が出るようになり一時間ほどの間不思議なくらいの魚との駆け引きを楽しむことができました。お仲間の氏の話によると、風が強いので風を避けてこの小さな入り江に入って来ていたのではないだろうかという推測でした。確かに…、こんな小さな入り江に何匹もいるのは珍しい経験でしたから。

 結局、その後も風に悩まされ翌日の最後の一日に掛けることになり、最後の最後、H氏の執念に応えて綺麗な92センチが歓迎してくれました。

新たなポイントを求めて(2016.04)

 モンスターハンターの習性とも言える自分だけのポイント探し、小生もご多分に洩れずどうしても前人未踏のポイントを探して葦原を掻き分けてしまいます。と言え、実はOFF季の葦が刈られた時期にあらかじめ散策しておき、シーズン初めに魚がいるか否かをスピナベ等で探っておきます。今季は、昨年竿を収める時にH氏と話をしていた2カ所と新たな1カ所の合計3か所を探索、内2カ所に対象魚のモンスターが生息していることを確認できました。そっと内密にしておき、たまにこっそり入って楽しみたいと思っています。


2015

菱カバー生育の異変(2015,08~10)

  今季の菱の成長は、梅雨の長雨と冷温、日照不足によりシーズン終わりまでほんの一部の水域を除き、完全な一枚菱にならずパラパラのまま枯れてしまいました。したがって、例年と違い、菱の合間や菱を突き破ってルアーにアタックしてくる魚に出会うことができませんでした。

 レッドカバーについては、ため池状になった水域のみ例年通りしっかりとカバーがかかったので、こちらでは夏以降10月の中旬頃まで楽しむことができました。しかし、モンスターどころか愚か50前後の形ばかりでした。

 

今季の梅雨は低温続き(2015,06末~07)

赤い浮草に覆われた干陸地内のため池
赤い浮草に覆われた干陸地内のため池

  梅雨と言えば、通常蒸し蒸しベタベタとした30度を超える暑い日が続くものですが、今年は25度前後の涼しい日が続いています。日照時間が少なく低温続きとなっているので、農作物などへの影響が出るのではないかと心配されます。ささいな事かも知れませんが、私アングラーにとっては魚の環境にも大きな影響が出ているという事です。

 モンスターハンティングのシーズン到来の一つの目安ととして、池の水面を覆う水草の成長があります。通常、この辺りでは梅雨入りすると、浅い水域では菱が発芽して水面にパラパラと緑の葉を浮かべ、7月になるとほぼ一面を覆った一枚菱と呼ばれる状態になるのですが、今季は低温と日照不足が原因と思われ菱が育たないままです。よって、モンスターの格好の身の隠し場所と捕食場所となる菱のカバー掛からないので活性が上がっていません。と言うより、どこにいるのかが分かりません。また、これから先夏場に向け持ち直してカバーが掛かるのか気がかりです。

 しかし、そのような天候と水環境のせいかも知れない今季のこの時期、6月末から2週間ほどの間或る水域に限って爆釣を経験することができました。池の一部に入り江状になった葦に囲われる場所があり、水草の成長が他よりも比較的に良いカバーの掛かり始めた所を見つけました。この場所は、思い起こせば、大体いつも風をしのぎ、水深も浅く、水も動かない、水温の上がりやすい環境に、そして一部小さな葉っぱがカバー状に浮いた状態のなっており、足元はぬかるみウェーダー無しでは入っていけない背丈以上の芦などに覆われています。なので、これまでアングラーの入った形跡もなく、いつもの菱の成長が悪かったことから、この水域に魚が集まって来ていたのではないかと推測されます。このエリアだけで、通算半月で90オーバーが7尾(3人)ほど上がりました。来季、同じ時期にキャストを試みる楽しみが増えました。

遅い今季のカバー(2015.06)

湿地の中のオアシス/センダンの木陰と背丈以上に伸びる芦やシシウドなどの草
湿地の中のオアシス/センダンの木陰と背丈以上に伸びる芦やシシウドなどの草

 今年の梅雨入り宣言は、例年より少し早い6/2に出されましたが、翌日にはカラッと雲一つない天気になりモンスターハンティングにはもってこいの日となりました。とは言え、この春の長雨と低温続きによる今季のカバー菱の生育は遅く未だに掛かってない所の方が多く、一部の流れのない水温の高い水域のみやっと一枚菱なったというところです。

 釣り人にとっては、蒸し暑さを感じず爽やかな風の中でキャストできることは有り難いのですが、その分菱の成長は遅くなる一方で魚の活性があがりません

 

 そのような天候続きの中、唯一本名川下流の調整池に直接繋がっていない溜池だけが菱の成長も早く、6月入ってやっと一枚菱のカバーが被りました。この溜池では、日中の気温が26~28度になる晴れた日は魚の活性が高くなり、ルアーを追って来て“バコン”という大きなバイト音を轟かせて出ます。大きさは50〜60㎝代がほとんどで、まだメジャーを使うに至っていません。一度だけ測ろうとメジャーを出していたら、その隙に逃げられました。

 これからは、梅雨が本格的になると水草や湿地の葦が大きく成長しウェーダー(胸までのゴム長)無しでは入っていけなくなりますが、他の水域も追っかけカバーが成長して魚の活性が上がりますので、梅雨の合間の晴れの日が楽しみです。早くモンスターの報告ができるよう頑張ります。

フロッグルアー/分かってきた ルアー選びとチューニング (2015.05)

モンスター用ルアー/大きいサイズは、9センチ30グラム程度
モンスター用ルアー/大きいサイズは、9センチ30グラム程度

 モンスターをトップルアーで"バコ〜ン"と合わせるド迫力、水面に大きなうねりを立ててルアーを追い、水面を割って食らいつく様はほかの釣りでは余り味わえない面白さではないかと思います。そのルアーは、カエルやネズミに似せた空洞の柔らかいシリコンゴムでできたソフトルアーやフロッグルアーと呼ばれているものです。魚が獲物だと思って咥え込むと、ルアー胴体部だけが凹み鋭敏な針が出てフックし易くなるようになっています。

 私はこれまで、キャスト技術が未熟なため狙ったポイントにルアーを落とせず、葦や水草の根元に引っ掛けてはルアーを数多く失くしてきました。そのため、針先がボディーの外側に余り出っ張っていない水草などに引っ掛かりにくいよう、針先がボディーよりなるべく出っ張っていないものを好んで選ぶようになっていました。なので、結局アタリはあるものの、フックしないで空振りしたりバラしたりすることが多くありました。モンスターハンターのH氏によると、いろんなものに引っ掛かかりやすいということは、魚に対しても同じくフックしやすいということだと。なるほど確か。私は、自分自信のキャスト技術の下手さ加減をカバーしようと敢えて針先の出っ張りの少ないものを選択、本来の魚にフックし難くしていたことに気付かされました。そのほか、ルアーをスムーズに遠投できるようルアーに重りを足したり、フックの角度を調整したりなど、またフィールドの状態に合わせての選択などを行うことが重要となります

 しかし何と言っても、バラしの最大の問題は、キャストの正確さと合わせのタイミングなんです。ついつい早合わせになることが多く、十分に咥え込ませ1,2,3と3秒ほど間を置いてフックさせるようアドバイスをもらいました

 

 もう一つ重要なことに、多少いろんな物に引っ掛けても簡単に切れない頑丈なセットにすることがあり、ラインを太いPEライン(80~100lb)に、スナップも強靭なタイプ(ハワイアンスナップ)を選択、ロッドもカバーに絡んでもビクともしないHやXHタイプに、要は芦やウィードなどに覆われるフィールドに対応できる強靭なタックルセットが必要ということです。また、キャストの正確さについては数多く投げることしかないのですが、ロッドの強さとリールの大きさとラインの太さ、そしてルアーの重さとラインとのバランスなど、フィールドの状況に適合させるの初心者にとっては大変難しいことです。私は、4年目にしてやっと感覚を掴み、なんとか狙ったポイントへキャストできるようになりました。

 

 さて、今年のモンスター挑戦がどのような展開になっていくのか、これから大変楽しみです。

ブラックバス、モンスター/新たなポイントの謎 (2015.05)

 これまで釣り人が入ったことのないと思われる新たなポイント、というのもこの場所はこれまで人丈以上の葦やセイタカアワダチソウなどが鬱蒼とした湿地の中で、釣り人が割って入ることができない場所でした。ところが、冬季の間の昨年度末、大規模に草刈りがされ奥の水際まで難なく入ることができるようになります。

 今春のGW、やっと春らしくなって気温も例年並みという気候になりましたが、それまでの春の長雨と低温続きでカバーの菱がほとんどなく鯉の産卵行動は盛んになっていたものの、モンスターの居場所がないという様相でルアーへの反応が皆無で、唯一あったのがナマズのワームに対する反応だけでした。

 これから、菱が育つのか育たないのか、カバーがかかるのかなど、今後の変化の行く末が大変気になるところです。

モンスターの越冬箇所の見当がつかない(2015.02.~.04)

 モンスターハンティングを本格的に初めての今春、草が刈り取られた湿地草原はシーズン中は入っていけない奥の水際まで自由に入っていくことができます。だからこの間に、あらかじめシーズン前にポイント候補地を見て歩き新たなその候補ポイント数カ所を見つけておきました。

 2月終わり頃の待ちに待った暖かい日、ロッドを持ち出し、ラバージグとワーム2、3種類を持ち、その見つけた新たなポイントに勇んで行ったところ、全くの無反応でした。ひょっとしてブラックバスが…、と思ってキャストを試みましたが、やはりダメでした。

前人未踏のポイント下見(2015.01)

 私はシーズンオフになると、シーズン中入って行けない湿地草原を見て歩くのも楽しみの一つとしています。秋に草刈りされた冬枯れの草原は、水際に沿い奥の広大な調整池の際まで自由に歩いて行くことができるからです。

 さて、昨年好調だった知人のアングラーが拓いてポイントにされた流域のさらに下流の河口、お互いに気になって来年はトライしてみたいと話しをしたエリア、やはり想像通りの好釣果を狙えそうな様相でした。かっての干潟の名残りを思わせる牡蠣殻の残る河口は、今にも水草で閉ざされそうになっていて、水かさの適度な増減が、魚たちの環境を守っているのではないかと思われるい様相でした。

 また、これまでgoogleマップでしか見ることができない気になっていたエリア、これまでのポイントより東側に位置する入江へ立ち入ることができるようになり、初めて目の当りにする水際に興奮を覚えました。明らかな自然の干潟の起伏によりできた川のような形をした入江は、その河口部がわずかな数メートルという水草で閉ざされんばかりの開口でした。ただ、気になる点として、水深がどのような状況になっているかということですが、多分他の入江などと同じよう浅く、増水時には広い調整池と自由に行ったり来たりできることから、魚にとっては十分な環境ではないかと思われます。今から春が待ち遠しく、早く一投目のルアーをキャストしたいところです。

アルバム(2015)


2014

シーバス初挑戦に向けて/来季の新挑戦予定 大村湾東大川河口(2014.12)

 モンスター狙いに目覚めて三年目のオフ、大村湾の対岸に住む知人S口さんによると、川の流れ込みの橋の下の浅瀬などでシーバスやクロがルアーを追って来ます、とのこと。そして、その成果写真をFBに自慢げにアップ、同じアングラーの私としては、”大村湾  シーバスポイント”とネット検索をせずにはいられませんよ。

 そうしたところが、思ってもみなかった想像以上の情報が多く、なんと諫早市内を流れて大村湾に注ぐ東大川の河口や東大川下流域でバシャバシャ跳ねるほどだということを知りました。今春からのシーズン到来が待ちどうしいところです。

モンスターハンティング来季用フロッグ入手(2014.11)

   モンスターに挑戦しようと、30グラムほどのバカでかフロッグ(9㎝)をヤフオクで発見、早速入手しペイントを楽しみました。来シーズンが待ち遠しいところです。

モンスターハンティングに揃えたロッド(2014.09)

 モンスターハンティング用ロッドの一式を、結局デカバス用ロッドのEHとHの二本揃えることになりました。遠投のコントロールを上げることが好釣果には欠かせない条件となり、ルアーの重さ、ラインの太さ(重さ)、リールの大きさ、そしてロッドのほど良い弾力性とがバランスが取れていないと目標のポイントにルアー投入できません。

 バランスが悪いとロッドの弾力でルアーを投げられず、また手に力が入り過ぎたりリールのプーリーが重過ぎたりすると、バックラッシュなどのトラブルを引き起こしてしまいます。そして、フックしてもロッドが柔らかいと絡んだ藻と一緒にモンスターを引き寄せることができません。

 今年は、シーズン終盤になりましたが、これらのバランスを考えてこれまでのロッドより大物に対応できるよう、ハードにバランスした二種類のセットを加えました。

 シーズン終了までもう少しありますので、90センチ級を目標にこのセットで臨もうと考えています。

モンスター用ロッド & ルアー(2014.08)

 これまでは、よく分からないままバス用ロッドでモンスターハンティングをしてましたが、ベストシーズンの夏は水面に水草(菱など)のカバーが被り、その上をルアーを引くこととなり魚がフックするとその水草が絡み、そのまま一緒に巻き上げて引き寄せる必要があります。ですから、セットはそれなりのパワーが必要となります。

 

 これまでのバス用(左側)は、藻が絡んだ状態だと重いばかりかロッドが折れそうになり思うように引き寄せることができませんでした。

 トップルアー/ボンバーをヤフオクで入手しました。これまでの物より少し大きくて重いルアーとなり、新しいパワーのあるロッドとのバランスを取るためです。パワーとルアーの重量が重くなるとより遠投ができるようになり、これまでもうちょっと向こうまでと思っても届かなかったところまでルアーを飛ばすことができるようになります。

湿地内封鎖ポンド消滅(2014.07)

 昨年から心配していた湿地草原内に知られざるポンド、予想通り今シーズン葦と蒲で完全に覆われてしまいました。初春まではまだ少しオープンな水面が残されていましたが、気温が上がったらやっぱり消滅してしまいました。残念ですが、魚たちにとっては、絶対安全な繁殖地として残っているので安心と言えば安心です。


2013

河川下流域で遊ぶ(2013.08)

 今年の新たなフィールドは、これまでの対岸側のクリークなどが主な対象ポイントで多良山系からの川の流れ込み数カ所です。シーズンは菱のカバーがかかり、水面の様相が何とも言えない雰囲気を醸し出します。

 

 モンスターは別名スネイクヘッドとも呼ばれ、蛇のような形相をし餌に食らいついた簡単には外れません。ム〜ッと口を閉じたまま…、手で開けようとしてもびくともしません。プライヤー二本ででも難しく、どうしようと思っていたところ…、あるんですね〜、ちゃんと専用のマウスオープナーという代物が。ポイントで偶然出逢ったアングラーに、“ 二個使った方がいいですよ ” と、実演付きで教えてもらいました。

 中古フロッグをヤフオクで入手、少しカラフルにしてみました。実際のところの反応は、ナチュラルなネズミのソフトルアーが一番良いように感じてます。また,カバーの上を引くため、ある程度の大きさと重量があった方がアピールできるし良いようにも…。

 

 現在ロッドがバス用のため、これくらいの重さがバランスが良く扱い易いのですが、本当はもう少し重い大きいのを投げてみたいみたいところです。先ずは、少しずつ勉強していきたいと思ってます。


2012

知られざる封鎖ポンド(2012.06)/2014季、葦や蒲により完全封鎖

 対象魚のモンスターも、国境が法制化され、特にブラックバスやブルーギルなどはもともと日本古来から生息している魚の減少の原因の一つと考えられ、外来魚を釣ったらリリースしてはならないということになっているかと思います。

 梅雨の合間、まだ前人未踏の葦に覆われる湿地に入り、適当な入り江た溜まりはないだろうかと探検。なんと湿地沼を発見、ドキドキしながらルアー(トップウォーター)を真ん中辺りにキャストした3投目、水面を割って食らいついて来た真っ黒い大きな顔と手応え、左右に頭を振りながらグイグイ引き込もうとする、これまで経験したことのない重たさの魚影との挌闘となりました。あまり横に走らず頭と身体を左右にくねらせるような引き……、なんだろう…?……バカでかいナマズだろうか? いや…、でも重たすぎる!…?、ブラックバス?……?、沼底に溜まった潟土を巻き上げながらリールをジージー鳴らし、なかなか姿を見せてくれない、ロッドの端を左下腹に当てロッドのコルクグリップより上のロッドの部分を左手で必死に立て、リールを巻くというよりただ耐えるという感じ、しばらくの間、前に、横に、後すざりを繰り返したように思います。結局最後は、無我夢中でそのまま湿地を後すざりしながら引きずり上げていました。

 まだら模様のウロコをまとった獲物と向かい合い、その恐ろしいクールな形相に威嚇されしばらく見入りました。ただびっくり!よくぞ、こんなのが上がってきたもんだ!……と。

 まさかこんなことになろうとは思ってもみなかったので、カメラは鯉釣りのポイントに置きっ放し、湿地の草むらにさらに引き上げ慌ててカメラを取りに戻って無事カメラに収めることができました。


アルバム(2012~1014)