念願のMTB

 子供にとって自転車は、成長過程において大きな楽しみと経験となる乗り物だと思います。私の子供時代と余りにも違い過ぎて話になりませんので止めますが、今の子供用自転車の仕様には驚きます。単純にタイプや種類が豊富なだけではなく、オプションパーツなども多数あり用途に応じてカスタマイズできます。ウェアーもファッショナブルで格好良く、しかもリーズナブルな価格で本格的に楽しめます。

 息子に買ってあげた初めての自転車は、確か3歳のクリスマス・プレゼントだったと記憶していますが、当然補助輪付き(16インチZEEP) でした。休みの日に家族でマイカーに積んで県立運動公園へ行き、緩やかな坂道の園路を利用し練習しました。まだつい昨日のことのように思い出します。少し臆病で慎重な性格の息子は、他の子供たちよりは少し長く補助輪を付けたままでしたけど、やり出したらすぐに乗れるようになりました。この運動公園には以前から遊びに来ていて、四季折々緑豊かな空間の中にスタジアムや各種競技施設などのほか家族で一日楽しめるよう幼児用遊具などもあります。特に夏季にはプールによく通いました。また、お気に入りの安価で美味しい食堂もあり、ここの昼食も楽しみの一つでした。そんな幼児期の公園通いは、我が家族の楽しい想い出いっぱい場所となりました。

 小学では、4年生になると自転車教室が開かれて交通ルールを習い晴れて自転車デビューができます。なので、それぞれ子供たちは前もって自転車に乗れるよう練習をしておき、それを機に自転車を買ってもらうのが習慣になっています。我が家でも、その機会に備えてこれまでに乗っていた補助輪付きから補助輪なしの20インチサイズにバージョンアップしました。タイプは、車に積めるよう折りたたみ式の小型のMTBのようなリアサスペンション付きにし、少々の段差があっても大丈夫なようにしました。そして、その自転車教室が開かれる5月に備え早速自転車を車に積んで学校近くの中央ふれあい公園や本明川河原などに出掛けて練習を重ねました。やがて小4の5月、息子はいよいよお巡りさんによる交通ルールと自転車教習を終え晴れて自転車に乗れるお許しが出ました。そこで、私も久しぶりに自転車に跨り、息子と二人であらかじめ想定できる息子の行動範囲となり得る公園や塾など、自宅近くの主要道路を実際に先導して回りました。特に歩道のない道路や交差点などの車と出会う所は念入りに、諫小や隣のふれあい公園、アーケード商店街と市役所前広場、諫早公園、セブン、百均など、息子が行きそうな所を通算3日間かけて走りました。そして、17時のチャイムを合図に帰宅するよう約束し、独りで乗ることを承諾しました。息子は自由に動き回れるようになると楽しいようで毎日のように外に遊びに行くようになり、友達とも良く遊ぶようになりました。

 さて、すっかり慣れ自由に動き回れるようになると現在の20インチサイズが物足りなくなり、サイズアップをねだるようになりました。確かに、私も同じように感じていましたので、5年生になり身長が150センチになれば26インチ(仕様:身長150cm以上)に買い換えることにしました。そうこうしてる内、息子の身長は成長ホルモン全開となり、あれよあれよとスピードアップして5年生目前の春休みに達成してしまいました。

 約束通り、予定より少し早いのですが、ネットなどであらかじめ検討していたMTBの中から本命を何にするか、事前に自転車屋で実物を触ったりして悩み抜いた結果、前輪だけサスペンション付きのやや太めタイヤ、ディスクブレーキの用途の高いMTBをネットで購入しました。