初盆里帰り

 毎年我が家は、お盆と正月には実家(八女)に里帰りをします。しかし、今年は新型肺炎コロナウィールス感染防止のため、帰省は自粛するよう全国的に要請が出ていました。

 しかしながら、今年は私の兄(長男)の初盆ということで、近くの親戚だけで小ぢんまりと実家(福岡県八女)に集まり初盆の法要を済ませました。本来ならば大牟田市内の菩提寺浄土宗西岸寺においての予定だったところ、早目の8日に実家の仏壇前でお坊さんに来てもらうこととなりました。

 その法要の時間が午前9時からだったので、我が家は前の日からゆっくりフェリーで出掛け、大牟田の長州港から実家までドライブを楽しみながら八女市内のホテル(AZ)に向かいました。まだお盆前とあって、道路もフェリーもスカスカで全く混雑等もなくスムースにホテルに早く到着しました。チェックイン後しばらく休憩した後、鮨大好きの一土と約束していた「立花鮨」に行き美味しい寿司をたら服食べました。そして、ホテルに戻り風呂に入って早めに就寝しました。ホテルの部屋は、バリアフリー仕様の広い優雅な風呂付きツインでゆっくり休むことができました。ちなみに、息子は家内と一緒でした。

 翌8日、9寺からの法要に備えて朝6寺半の起き、ホテルの朝食を食べてから8寺半頃に実家に行きました。私は四十九日の法要以来でしたが、家内と息子はお葬式以来の訪問となりました。一土は、大学生の和可ちゃんと奈緒ちゃんに会えるのを楽しみにして来ましたが、福岡の奈緒ちゃんはコロナ感染予防ということで母親の佳代さんだけの出席でした。東京の大学の和可ちゃんは、やはりコロナのため入学当初からオンライン授業を受けていて実家にそのままだったそうです。そのような事情から少人数でささやかに実家でということでしたので、法要後の会食も実家で小ぢんまりといただきました。それからお坊さんのお経の後の雑談に、正福寺幼稚園(矢原町/お寺経営)から有名人が二人誕生しているというお話があり、一人は“ホリエモン”もう一人はダンスの上手な女性芸能人(和可ちょんの同級生)ということでした。実は、私自身も同じ幼稚園出身の一人ですが、ホリエモンの先輩園生だったとは知りませんでした。

 この度のコロナ渦の法要については、世間的には三密を作らないという自粛生活を要請されている中だっため、我が家は県を跨いでの出席となるため事前からその対策を講じることとなりました。その講じた対策というのは、同居中のお祖父ちゃんをショートステイに預けないと外出できないという事情があるため、お世話になる施設に事前に予約を入れる必要があります。なので、その相談をしたところ、私たちが法要に出席する当日(八女の実家に行く日)の前後2週間づつの約1ヶ月間はお祖父ちゃんとは接触できませんということでした。そう言われてみると、確かにTVで2週間の隔離という話を聞いていましたので納得しました。そのような事情から、お祖父ちゃんには申し訳ないのですが長期のショートステイで施設暮らしをしてもらうことになりました。相談するまではそのようなことになるとは思っても見なかったのですが、施設のスタッフの方々には大変お世話になりお陰で初盆の法要に難なく出席できたことを大変感謝しています。

 今回の件では、高齢者施設や医療従事関係の方々など、本当に大変なご苦労をされながら私たちの日常生活を支えておられることを身を以て知りました。私たちの生活に対する外出等の自粛要請について、本当に心して自分だけの問題ではないことを知らされました。