COVID-19 の猛威

 中国の武漢(湖北省)が震源地される新型肺炎コロナウィルス、昨年末に発生して今では世界中が大混乱状態に陥っています。そして2月28日、遂に学校休校などの要請が発せられという事態になり、3月の今日に至ってはWHOより世界がパンデミックに移ったとの発表、その感染は急速にアジアのみならずヨーロッパ、中東、アメリカ、南半球の国々まで広がっており、特にイタリア、イラン、韓国、日本が上位となっています。この新型肺炎は、潜伏期間が長く初期段階では症状が出にくく、若い人はひどい症状は出ず特に70歳以上の高齢者や糖尿病や心疾患などの持病を待っている人には死に至らしめるという、高齢者にとっては致死率の高い肺炎だそうです。これから先、高齢者社会となっている我が国においては、また当事者の私としては特に心配です。世界中に感染が広がっていると聞くと、国による医療格差などによる感染拡大とともに、その技術力や検査キット不足、患者受入設備体制(病院・病床数)、世界中の医療崩壊が心配され、早急なワクチン開発が望まれています。

 日本では、東京湾の屋形船と横浜港に寄港した豪華客船ダイアモンド・プリンセス号の乗客の検疫騒ぎから始まりましたが、残念ながらその賢明な努力も虚しく水際対策問題だけでは終わらせることができませんでした。なぜなら、渡航者や外国人観光客などにより既に国内に持ち込まれていたため、知らない内に日本中の観光地などでは以前から感染広まっていたようです。今では、外国人に人気の高かった所は相次ぐ予約のキャンセルにより、観光地は死活問題になっています。また、世間では政府の学校休校要請が発令され、社会経済活動への影響が大きく国民の日常生活に混乱を来しています。街中では、マスクやアルコール消毒液、トイレットペーパーなどの日用品(紙製品)などの生活物資がスーパーから消える始末です。医療現場では、最も必要とされる医療用マスクや防護服も足りておらず、医療崩壊の懸念が高まり今後どのような状況になっていくのか、先の見えない深刻な社会状況陥っています。とにかく、心配な有様です。

 このような状況は日本のみならず世界中が深刻な状況に陥っており、中国は当然ながらイタリアや韓国などでは外出禁止や移動禁止、渡航禁止などが発令され、日本以上に脅かされているようです。その状況について、イタリア在住の知人K崎さんのご令嬢REIKOさんが日本のテレビ局の取材(その後も別の番組に出演)を受けて現地の様子を伝えるという凄いことも起きています。また、世界経済への影響も甚大で、これまでにない株価の大暴落が続いています。

 そして日本では、2020オリンピック開催国として新たな競技場の建設など諸問題を克服しながら準備を進めて来ていましたが、その開催が危ぶまれるという重大な問題が巻き起こっています。

 この新型肺炎ウィルスと人間との闘いは、これまでに経験したことのないグローバル化が進んだ世界全体を脅かす人間とウィルスとの闘いとなっており、世界中が一丸となってどのように対処して収束することができるのか世界総出という人類の英知が試される問題となっています。

 

<データ>2020.03.11現在、感染者数:145,193人(世界)、701人(日本)、死者数が70,261人(世界)、118人(日本)