コントレール・ライブ(アマル君お別れ記念)

 音楽という共通の楽しみを通じて親しくさせてもらっている長崎在住のK崎さんの図らいによるライブ、3月7日の夜多良岳山麓の畑に囲まれる雑貨カフェ・コントレールにおいて、音楽仲間のT田さん主宰の恒例のライブにK崎さんアマル君そしてベースのY下さんと一緒にお別れ記念のライブを計画してもらいました。

 アマル・シャンマ君は、アルゼリアの国費留学生として長崎大学大学院に来ている28歳の好青年で、この三月末をもって留学を終えて帰国するそうです。そんな君は、アフリカ人ということだけではなく息子のような世代的にも大きな隔たりがあるにも関わらず、'60~'70年代の私たちの青春時代に流行った洋楽が好きでギターを奏でながら唄います。K崎さんと私が同世代で懐かしい洋楽を楽しんでいるところに、アルジェリア というアフリカの地で生まれ育った青年が当時の曲を知っていて、しかもギターを弾きながら唄うという現実に驚きました。そんな彼との出会いはただ事とは思えず、大きな喜びでした。そして、彼とは昨年末私が主宰していた「諫早フォークナイト」の最終回ライブで一度ジョイントしてもらったこともあり、その機会がきっかけとなり今回のライブが実現しました。また、その時以来、私の家族も彼のことを気に入り息子の一土は大好きになりました。

 ライブ予定日3月7日は、急に大騒ぎとなった横浜港に入港した豪華客船ダイアモンド・プリンセス号乗客の新型肺炎コロナウィルス感染による政府からの学校休校等の自粛要請の最中だったため、事前にその開催の有無について関係者の意見聴取のもと実行することになりました。会場となるカフェの立地や周辺環境などを考慮し、窓を開けて換気しながら、アルコール消毒、マスク着用など、各自気を付けながらゆったりと広いライブ会場という環境のもとで予定通りの開催となりました。

 私たちのユニットは急遽出番最後、一夜限りのパンド(バンドにあらずパンド)という構成で懐かしい洋楽を中心に楽しみました。ただし、1曲だけは彼の曲をということでアルジェリア の曲を演りました。”愛が全て”という意味の、これまで経験したことのないアラビック独特リズムの乗りでブルースコード進行の曲でした。事前(3日前/ギターをプレゼント)に、”ちょいわるおやじ”で一度音合わせをしてから本番に臨んだので、仕上がりはともかく顔を見合わせながら何とかできました。予定していた5曲はあっという間に終わり、結局その後も誰かが演り始めるとそれに合わせてセッション(?)を、かなりの時間オーバーで楽しませてもらいました。久しぶりに楽しいライブを楽しませてもらいました。

 我が家は、じいちゃんをショーチステイにお願いし家族で参加しました。息子は大好きなアマル君に会えると、またK崎さんの本格的な本物のドラム演奏が見れるということで張り切って行きました。

 

<演奏曲>

1.Desperado  2.Cecilia  3.Heart of gold  4.Ma kayen walou kima I'amour  5.Sailing  6.I shall be released  7.The weight 8.Yesterday  8.Sound of silence  9.Boxer  10.プカプカなど

 

<後日談>

コロナ騒ぎの目処がたった頃、アマル君から突然のメールが届きました。我が家族に対するご機嫌を伺う内容で、”吉田さん家族には大変お世話になりました。ありがとうございます。一生、感謝しています。”と添えてありました。メール(スマホ)でのやりとりでしたが、私はメールを早く打てなくて面倒なので直接話せる電話にし久しぶりに彼と話をしました。彼は、3月いっぱいの留学(長崎大学)を終えて故国のアルジェリア へ帰る予定でしたが、コロナの感染騒ぎにより帰国できなくなりアパートを引っ越したりビザの手続きなどで東京へ行ったり新しく仕事を探したりなど、忙しかったとのことでした。