「諫早フォークナイト」最終回

 私は、長年の音楽好きが講じて約3年間毎月1回のアコースティック・ライブ「諫早フォークナイト」の管理を務めてきました。しかし、高齢になったことなどを理由にこの12月の第2土曜日を最後に終えました。その間、私の家族は一度も私の晴れ舞台の様子を観ることもなく、会場となっていた「Music Bar ちょいわるおやじ」のマスター補伽さんに挨拶もしていなかったので最後だけは誘い、出番4番目の私たちのステージ「STENTMEN & FRIENDS」のセッションタイムに間に合うよう家内と息子に駆けつけてもらいました。

 最終回となったライブでは、管理者の私の我がままを許してもらいライブ管理を通じて知り合いになった中から、特に’60~’70年代の洋楽を好きな人とセッションをさせてもらいました。その中の一人K崎さんとは、奇遇にも他にステント留置、誕生日が同じという共通点があり、すっかり家族付き合いをさせてもらうようになりました。そのようなことから、この最終回には家族で来られ、お嬢さん(声楽でイタリア留学)の素晴らしい本格的なオペラもご披露していただき音楽の幅を広げて楽しく盛り上げてもらいました。

 また、国境のない共通語とも言える音楽の楽しさが巡り合わせてくれたオーストラリア人のIさん、アルジェリア人のAさん、そしてN野先生、ながっちゃん、Y下さん、そしてSTENTMENとこの日限りのセッションユニットで、懐かしいアメリカン・ミュージックを一緒に演らせてもらいました。アルジェリア人のAさんにあっては、まだ知り合って間もない28歳という留学生なのに、何故私の青春時代の古い曲を知っているのだろうと不思議な位、世代や言葉、国境を越えて一緒に楽しさを共有できる音楽の素晴らしさを再認識しながらハモりを楽しみました。

 私は72歳という年齢でありながら、未だにこうして音楽を通して新たな出会いに感激をし続けていますが、これは「ちょいわるおやじ」といアマチュアミュージシャンの拠り所をご提供いただいたからこそ、そして「諫早フォークナイト」というアマチュアミュージシャンの方々の発表のお手伝いをさせてもらったから、こそです。この日にもう一つ、大変嬉しい記念すべきギターとの再会を果たさせてもらいました。それは、私が管理者になるきっかけを作っていただいたT田さんが手作りの3本ネックのギターを持って来られたいうことです。ライブを始めた頃、このギターで私のバックをしてもらうなど、いろいろな面で助けていただいたT田さんが私との写真を撮りたいからとわざわざ持って来られました。本当に懐かしく嬉しく思いました。みんな、H伽マスターをはじめ沢山の方々のお陰です。

 私は、まだまだ音楽を楽しむことは止められません。素晴らしい忘れられない出会いと思い出がたくさんできました。皆さん、本当に有り難うございました。