任天堂ゲーム機3DSの修理

 我が家では、息子の一土(3歳)に、生き物はいつかは必ず死に物は壊れる、そしてまた、生き物は病気や怪我をし物は故障する、そのようなものである、と。さらに、生き物は不慮の事故に遭わないように病気をしないように身体を丈夫にしておかなければならないこと、また物は壊れないように大事に取り扱うように、そして故障したら直ぐ捨てずできるだけ直して使うように、と。そのように教えています。

 最近、息子は学校の帰りに度々友達の家で遊んで帰ってくるようになり、その理由を尋ねるとその友達の家でTVゲームをさせてもらっていることが判明。我が家では、6年生になるまではゲーム機はダメと言い聞かせていたため、こっそり立ち寄っていました。そんな或る日、壊れた任天堂製の3DS(小さな携帯ゲーム機)をもらって帰って来ました。息子としては、動かないゲーム機を手に持ち真似事をするだけでも楽しそうで、きれいに掃除したり、操作ボタンを触ったりしてました。そして、私に見せ、“これ、直せるかなあ?”と。私は、息子に、“物は、壊れるもの、そして…”と教えていた手前、また私が自分のギターや釣り道具を修理したり改造したりしている様子を興味深く見ていたので、当然のこととして私にそう尋ねました。

 私は、そう言われるとそのまま放っておく訳にはいかず、“そうだね、じゃあバラしてみようか…”と。電源が入らなくなったと聞いて来ていたので、一緒に分解すことにし息子に私の持っている小さなドライバーセットを貸してやりました。そして、ネジを順番に並べながら外していくよう教え、外側のケースから順に基板が剥き出しになるまでパーツを分解して行きました。電源が入らないということは、ACのプラグ周辺の断線が考えられるので、ソケット周りを調べたところ、想像した通りプラグ部品と基板とのハンダが割れて剥がれていました。それから、ソケット内のガイド樹脂の破損もありました。息子は、この部品が原因だと分かるとすぐに自ら通販(アマゾン)で部品を検索し、“あったよ!”と興奮。私は直ぐその場で注文しました。パーツは中2日で届き、私は百均で先の細いハンダゴテを入手して壊れた部品と交換をしてあげました。その後は、息子が独りで元通りに組み上げました。

 翌日、ACアダプターをその友達から借りて来て、いざスイッチON、見事に赤の通電ランプが点灯、“やったあ〜!”と息子と叫びました。そして、一土は、家内のところに喜んで報告に行きました。そして、私は、電源は入っても基板の中が壊れていることもあるので、まだゲームがちゃんと起動するか否か分からないよ、と喜ぶのはまだ早いかも知れないことを言い聞かせ、順に慎重に画面を進めていくよう促しました。ゲーム機(内容や操作方法)のことは知らなかったのですが、なんとなく進めていったら、ちゃんと動くではありませんか。"直ったよ!カズ直したよ!動いたよ”と、二人で大喜びしました。

 

 数日後、一土は何やらカードを手書きで作り、それを試しにカメラ機能で読み込ませたら、その手作りのカードを認識してしまいました。そして、プログラムが起動してしまうという思いがけない展開になりました。しかし、この3DSゲーム機は機種が古く画面も小さく単なるゲーム機のため、せっかく直ったのですが返すことにし、結局次世代機種のWii Uをヤフオクで探してあげることにしました。6年生になったらという約束のものでしたが、家内と相談をして大幅に前倒しすることにしました。