平成31年4月30日(平成最後の日)

我家の書斎窓からの東方の景色
我家の書斎窓からの東方の景色

 以前、昭和から平成に元号が代わった時私は41歳でしたが、その時の様子をはっきりと記憶していません。まだその頃は、東京に住んでいてデザインの仕事をフリー(零細な株式会社オフィスヨシダ)でしており、その後の平成6年の4月46歳になる直前、諫早市の当時の野田市長に正規職員として迎えていただき企画部の一職員となり、定年まで諫早市にまちづくりに仕えました。

 さて、今日はその「平成」時代が終わり、明日から「令和」になる平成最後の日となっています。春のGW10連休の中日で休日ですが、昨日から雨と霧に包まれています。連休と言っても我が家は普段と変わらず、じいちゃんだけがいつものデイサービスに出かけ、私と妻子は特に予定も無くTVを見ながら家で過ごしています。TVでは、もっぱら何日か前から天皇退位にかかる特別番組が放映され、昭和から平成時代の皇室の歴史など天皇陛下と皇后陛下の生い立ちからご結婚に至る経緯や象徴天皇としてのあり方を模索されたご様子など、国民に親しまれる象徴天皇について日本の歴史とともに振り返っています。

 そのような中、大変印象に残るのが皇后美智子妃殿下が一人の民間人であられたこととこれまでの皇族家族の在り方について国民と同じようにご夫婦自らで子育てをされることを実践されて来られたことでした。そして何と言っても、先の戦争において「天皇陛下万歳!」と言って国家に捧げた数知れない尊い命に対し、万感の思いで国内外の戦地に赴かれ慰問を続けられて来られたことでした。陛下の最後のお言葉の中に「戦争のない平成」時代で終われたことができて良かった、と述べられことが大変印象的でした。象徴天皇としての思いが、国民に対する象徴的に表現された「お言葉」になったものと受け止めました。自ら国民の気持ちを代表し、率先して象徴的に表現されて来られていたことを改めて感じ、さらに新天皇へ継承されていることについても再認識いたしました。

 今日は、霧と雨に包まれる先の見通しの悪い天気ですが、新しい時代の幕開けには相応しくないかも知れません。とは言いつつも、私は明日からの「令和」に大きな「時代の変化」を望んでいません。むしろ、期待しておらず変化など要らないと思っています。私も、このまま戦争のない時代が続いていくことを望みたいです。強いて言うなら、日本人の感性豊かな気質に基づく国際貢献です。

 息子の一土にとって、土台となる「時代」だからこそ、そんな親心を抱いています。