家族で本明川散歩

 ゴールデンウィークの「こどもの日」の今日、連休と言ってもリタイヤーの身の我が家にとってはただの普通の日と変わりません。子どもが休みで気持ちの良い 晴れ日は、一年ほど前から同居し始めた年寄り(義父)を外に連れ出し、運動のためになるべく歩いてもらうよう心掛けています。

 今日は、まさにぴったりその日和となり、市内を流れる本明川の下流域にある桜堤という河川敷に行き、水辺や広場で心地良い風を感じながら気分転換をしました。ここには、四季を通じてふらりと訪れ、本名側の風を感じたり、水際の魚を観たり、バッタなどの虫取りに来たりなど、年間を通じて親しんでいます。また、息子の通う小学校と公園も隣接しているという場所でもあり、我が家族にとっては本当に老若男女の憩いの場となっている所です。

 同居中の義父は、私の実家の兄と同じ歳の83歳ですぐ近くにある家内の実家で独りで住み家業の電気屋の仕事をしていたのですが、突然倒れそれを機に仕事を辞め私たち家族一緒に同居をするようになりました。その後も、何度か狭心症の症状が続き、二度目のカテーテル治療(ステント留置)後はさらに衰えが見られ、足元がおぼつかなくなるばかりか痴呆も徐々に進み下の世話なども必要となりました。家内もそのお世話が大変になり、このまま進めばいよいよ歩けなくなるのではと休みの日にはできるだけウォーキングや気分転換に家族で出かけるよう心掛けています。

 歳をとっていくということは、誰しも逃れることのできないことで、自分も近い内にと思ってしまいます。しかし、死に段々と近づいて行き無に至ることだ、とは思いたくありません。家内が年老いていく自分の父親の世話をしている様子を見ていると私は複雑な気持ちになりますが、今の内から心がけてマンション7階までは徒歩にしています。また、ウォーキングを兼ねた好きな釣りとライブ音楽(ギター&弾き語り)も続けていこうと思っています。

 さて、そんなこの頃、息子の一土は動画サイトで見つけた面白い形の円筒形の紙飛行機(?)を真似て作り、そのテスト飛行に例の河原に行きました。そしたら、円筒形という形状のため期待を水平に保つ必要がなく、横風などの影響を受けにく想像より遥かに良く飛び驚きました。この原理は、何かに応用できそうな気がしました。考案者は知りませんが、素晴らしいアイディアだと思います。

 

 何気ない変わり映えのしない我家、日々の暮らし中で家族や人生について考えるようになり、私はこの歳になって内向きな静かな自分になったように感じています。後何年、生きて息子と一緒に遊ぶことができるのだろう、と焦りのようなものを感じるようにもなり、息子と今の内に私の身体が動く内に、とついつい欲張った気持ちになってしまいます。そして、毎年そんな気持ちが大きくなっていくようにも思います。息子が二十歳になる時は、私は幾つになるのだろうと。できることなら、このまま元気な状態でと、高望みすら抱いてしまいます。でも、そう欲張って思いつつも、すごく幸せな気持ちになり、今が1番幸せだと思ったリもします。