音浴博物館訪問

 音楽は、その楽しさを共有できることから年齢など関係なくすぐに友達にしてくれる素晴らしい力を持っています。70歳の古希を迎えた今年、私は新しい音楽仲間を得ることができ楽しいバンドを再開することができました。その新しい音楽仲間のA氏から、皆んなで西海市の山の中にある、古いSPレコード盤やオーディオ機器などのコレクションを見に行こうとお誘いを受け、SJQ(島原ジャズクインテット)のメンバーと訪れました。そのメンバーたるや皆60数歳以上、最高齢75歳というまだまだ楽器バリバリの方々ばかりです。その方たちに声を掛けていただきジャズもどきのギターで参加させていただいたことがきっかけとなりご一緒させてもらうようになりました。

 私は中学時代からアメリカンポップスが大好きになり、大学生になってから念願だったギターを手に入れて以来長年バンドを楽しんで来ました。初めた当初は、洋楽のフォークソングなどが全盛で、スリーフィンガー奏法のギターを練習してボブ・ディランやPPMなどの曲をコピーしたものでした。その後は、エレキギターに持ち替え、アメリカのウェストコースト・サウンドに、サンタナに、ロックに、クロスオーバーに、ボサノバにと無節操に広がり、諫早の地に移り住んでからOJC(大村JAZZクラブ)からお誘いを受けジャズもどきギターに挑戦し、定年過ぎまで月一のライブを楽しませてもらいました。その後、リタイアー後間もなく急性心筋梗塞を患い活動を休止し、それ以来楽器はほとんどケースにしまい込んだままになっていました。

 ところが、そんな或る日(昨年春)、やはり音楽を通じた大学生時代からの知り合い、45年来のアメリカ人(東京在住)の銀婚式で急遽セッションしたY氏とすっかり意気投合してしまい、昨年の春ご夫婦で初九州旅行に来られた折諫早干拓の草原で、Y氏はリコーダー私はな生ギターで久しぶりにお手合わせを楽しむという想い出ができました。

 このことがきっかけで、私は再度演奏することに目覚め、独りで部屋で奏でられるフォークギターを引っ張り出しボブディランの曲など昔取った杵柄と言えるかどうかはともかくスリーフィンガー奏法で再練習をするようになりました。

 音楽の素晴らしさは、言うまでもなく、世代を超え国境なしの言語を超えて無条件に楽しめること、高齢になった今思うと音楽という趣味を持っていて本当に良かったと改めて感じています。この歳になっても、新たな素晴らしい人たちとの出会いがあります。

 

温浴博物館について

手回し蓄音機、電気蓄音機、1950~2000年代のスピーカー(ビクターオーディオーラ、JBL4345、タンノイモニターゴールド、真空管アンプなど)、SPレード約10,000枚、LPレコード多数)など多数収蔵、リスニングホールがありSP`レコードやLPレコードを真空管アンプにより聴き放題

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