今季、初干拓湿地ウォーキング釣査

 今年のゴールデンウィークは好天に恵まれたのですが、例年より気温の低くい日が続いていたことから水生植物や水際の植物などの成長が遅くなっているようです。いつもは、水生植物の新芽が育ち始めているのですが、まだほとんどの場所でありませんでした。なので、全体的に湿地環境の生育が遅れ魚たちの活性も上がっておらず、期待はずれのモンスター狙いの始まりとなりました。昨年のスタートと似たよくない予感がよぎります。

 また、この時期はまだ秋に刈り取られた葦原の新芽の背丈が低くく奥の水際まで歩いて入れるので、夏に攻めれないポンドにルアーを投げることができます。私のような地元アングラーとしての特権かも知れません。

 そして、湿地原では湿地ならではの光景に遭遇することもあり、これも釣査の楽しみの一つとなっています。広大な湿地草原では、野鳥の子育てや元気な小動物たち、以前も見たことのある貝殻を抱いたまま育っている葦など、もともと干潟の海だった名残を発見することもできたりします。

 私が当地諫早へ移り住んで来た当初は、この干拓調整池はなくまだ有明海と繋がった諫早湾ちう干潟が広がる海でした。遠浅の干潟の潮が引くとずっと沖の方まで岩牡蠣が広がっていました。夕方、その途中までジムニーで入って行き、夕陽がなだらかな干潟のうねりに反射して鈍い銀色から黄金色に変化しながら輝く光景を眺めたことを思い出します。この”ギットロ(銀泥)”と呼ばれた独特の風情ある海原の光景は今もはっきりと覚えています。 今となっては、全ての移り変わりが美しく、逞しく、その神秘的な自然の生命力には感動すら覚えます。このような大きな自然の中に身を置いて遊べることは、本当に楽しく幸せです。