背伸びして LEGOテクニック

 六歳になる息子一土は、物心ついた頃からメカニカルで金属的な物がなぜか大好きです。特に最近は、おもちゃなどをドライバーで散して中身を見ることに興味があり、壊れたおもちゃや飽きていらなくなったものをすぐ分解したがります。細かく緻密に配線されたプリント基盤には目がありません。また、歯車の噛み合った部品などは堪らないようです。遂に、バラしたパーツ箱を用意しました。

 戦後育ちの私にとっては、もし私の子供の頃もこのようなオモチャがあったならどんなに楽しかっただろうと、私もきっと熱中して息子と同じであっただろうとふと思います。贅沢なおもちゃかもしれませんが、自分が思う存分できなかったことだから息子が望むのであればと、ヤフオクで調達しました。親子で無心に一所懸命遊べることは、幸せで楽しいです。

 日曜日に宅配で入手し月曜からの三日間、 まずは分厚い組み立て説明書の見方から、文字を一切使わない綺麗な見取り図で部品と組み立て手順をきめ細かく丁寧に分かり易く描かれた冊子、これだけでも素晴らしいLEGOの凄さにびっくり、これだったら息子にも理解できるかも、と思いました。その思いは的中し、描かれたパーツの絵ろ同じパーツを同じ数だけ探し、それぞれを同じ向きに並べて置き、そして描かれた矢印の方向にパーツを挿しながらブロックパーツのパーツを組み、その後組み上がったブロック同士を組み上げるという作業の連続となりました。

 一番最初は、全体のベースとなるキャタピラー部分の組み上げから始まり、次にクレーンの回転部である動力部と運転席とクレーンアームのベースという具合に下部から徐々に上部へと。毎日幼稚園から帰って来ると、すぐさま幼稚園バッグを投げ捨て着替えもそこそこに作業開始、いつもの”お腹空いたあ!”という大声もなくおやつや食事も忘れて没頭、想像以上の速さと集中力で組み上げていきクレーンの巻き上げワイアーセットと掴み上げるヘッド部を残すのみのところまでいきました。

 

 

息子にとっては、まだちょっと高度過ぎるかも知れないと思いつつ、クリスマスプレゼントの前倒しで幼稚園生には少し早目の電動式LEGOテクニックを与えてみたところ、親の心配そっちのけの物凄い集中力と持続力により三日半独りで完成させてしまいました。親としては、息子なりに達成感を味わい自信に繋がってくれればと期待をしているところです。