一土、初めてのガンプラ挑戦

 この7月に6歳になった息子の一土は、以前八女の実家でもらったスターウォーズのフィギアをきっかけに、自宅近くのプラモデル屋のウインドウに飾ってある大きなガンダムのプラモデルに魅了されるようになり、家内の独り住いの義父と夕食を共にするため実家への通り道、その格好良い立ち姿を見に度々訪れるようになりました。また、絵を描くのが好きな一土は、スターウォーズのストームツルーパーに代わってガンダムの複雑な姿絵を描くようになり、そのためのプラモデル屋通いとなりました。

 そんなある日、その状況を知る義妹夫婦がいつものように一土を喜こばそうと探してくれたガンダムが、喜びもつかの間完成品ではなく組み立てる方のプラモデルでした。5歳の一土にとってはまだ説明書も読めず、到底まだ早過ぎるということで小学生になってからにしようと代わりに完成品をヤフオクで探して気持ちを収めました。これはこれでそれなりに喜んではくれたのですが、やはりプラモデル屋のショーウインドウの迫力とは比較にならず満足のいくものではありませんでした。かえって、自分で早く作りたいという気持ちに火をつける結果となり、押し入れにしまい込んでいるガンプラのパッケージを幾度も見せて欲しいと出しては開け、パーツや組立図を眺めては早く作りたい作りたいと強く訴えました。親心としては、そのような真剣な訴えを無視するわけにもいかず簡単ななんちゃってプラモの怪獣組立から、そして幼児用雑誌の付録の型抜きペーパー品組立へと幼児もできるものから始め、徐々に組立て図に沿って順番にパーツを組み上げていく練習を行いました。一土はパーツ一つ一つを完成させるごとに満足気に自慢し、独りで組み上げていく達成感と喜びを感じながらガンプラへの思いを高めていきました。

 そんな頑張りの中、一土はいつものようにガンプラのパッケージを開け私に一緒に研究しようと、すっかりその気になってプラモデルのパーツを持ち説明書の中に書かれた同じパーツを探しながら、これがこれだと得意気に…、私は説明書の組立図に示されているパーツ番号とプラスチックパーツ本体の番号との照合の仕方を一つ一つ説明しました。いい加減に、こんなに面倒くさいのであればと諦めるだろうと思って始めた説明だったが、真剣に最後まで聞いた一土は”自分でできる!すぐ作りたい!”と…。親としては意外半面期待半面、説明書通り順番に部分パーツを組でから次にそれらを根気よく組み上げていくんだよ…、と。そして、実際にやるのは、翌日に控えsたお泊り保育から帰って来てから…、と。その少年自然の家でのお泊り保育で留守中、私と家内は私の引き出しを一土の机周りを整理して横に移動し、そしてプラモデルや道具類を揃えている近くの量販店へ行き初心者用のプラモデル製作キット調達し帰ったらすぐできるよう環境を整えました。

 翌日午前中、家内と二人で少年自然の家から帰ってくる一土を、初めて外泊どうだったかなあ〜大丈夫だっただろうか?と少し心配しながら幼稚園に迎えに迎えに行ったところ、すっかりリーダー役をしっかり果たしましたと担任の先生に褒めてもらいました。食事はカレーで美味しかったと、寝るのもみんなと広間で一緒に布団で寝むれたと、そして何より物凄く楽しかったそうで、一番何が楽しかったと聞いたら沢歩きだったと報告してくれました。知らぬのは親だけで、気づかない内に随分と成長していたことを知り、改めて幼稚園に感謝しているところです。

 

 さて話は戻り、疲れているはずの一土は家に帰るなりすっかりガンプラように整った机周りや道具を見て、早速ガンプラの箱を開け説明書を前にニッパでパーツを切り離しながら組立を始めました。初めての割にはニッパも上手に使い組立図も理解できたようで、なんと思いの外早く2日目で楽勝と言いながら完成させることができました。

 6歳になったばかりの一土は、初めてのガンプラ挑戦が楽しかったようで達成感と満足感を味合うことができたました。そして、一土の集中力と持続力には正直なところ感心させられ、親としても少し誇らしげな気持ちになりました。