大反省! 2年振りの検査入院

 私的なことで恥をさらしますが、私の身体のことについてお話をさせてもらいます。というのも、僭越ながら少しでも皆様のお役に立てればという思いからです。

 さて、最初の入院から早く5年、私は以前急性心筋梗塞を患い救急車にお世話になって諫早の日赤病院を経由し大村の長崎医療センターに救急搬送されて一命を取り留めてもらいました。最新の医療技術によって、昔では無理だったであろう心臓冠動脈の閉塞部を若い先生たちの判断とカテーテル治療技術のお陰で元の日常生活を取り戻すことができました。

 ところが、その後の私の生活と考え方に大きな間違いがあったことを今回の入院で知ることができました。今回の治療を始めこれまで私の身体を定期的に検査を重ねながら一所懸命治療していただいたり、また地元のかかりつけ医の先生あっては身体の状態に合わせて毎月薬を処方していただくなど、最初の術後から丸3年間診ていただきました。そして、身体の状態の進行等について、これで取り敢えずセンターは卒業といたしましょうと言っていただき地元のかかりつけ医の先生にバトンをタッチされました。

 

 私の大きな間違いはこの時から始まりました。術後から3年間ずっと続いた副作用と思われる左足筋肉の突っ張る痛み、そしてさらには腰痛へと悩まされてきたことについて、主治医やかかりつけ医の先生にはその都度相談して薬を変えてもらいましたが、結局改善されないままでした。また、元々私は酒や煙草も飲まず食べ物も肉類より魚類が好きで入院当初の糖尿病予備軍という診断でもあったので、引き続き生活習慣や食生活の改善を図りながら運動もできるだけ心掛けてきました。幸い、趣味が渓流釣りや淡水でのルアー釣りが好きということから、春から秋は週に3〜4回出かけては釣竿を片手に半日以上夕方まで歩き回っていました。

 釣りのシーズンは真っ黒に日焼けをし身体のコンディションも良いいのですが、腰痛だけはなかなか改善されずソファーからも一気には立ち上がれまいほどでした。そのようなことから、以前から気になっていたインターネットの薬の副作用情報が私と同じだったなので、よし!しばらくの間試しに薬を止めてみようと思ってしまいました。その旨を家内に相談したら、そうねと特に反対もなく思い切って止めてしまいました。そうしたら、2~3ヶ月でスーッと左足のツッパリと腰痛がなくなり身体の調子が良くなりました。そこで、やっぱり薬のせいだったんだ、と勝手に思い込み、その後は月一のかかりつけ医の検診に行かず1年半以上薬を飲まずに過ごしてしまいました。

 この薬を飲まなかった無謀な行為が、もう少し遅かったら本当に大変な事態になっていましたよ! 後5年も生きられませんでしたよ!まだ小さい大事なお子がいるんだから、長生きしなきゃあ!と、先生に強く叱られる検査結果になっていました。

 

 今回の2年振りの検査と治療は、検査だけで終わるだろうと気楽な気持ちで行ったところ、とんでもなく新たな箇所に0.75㎜φ×30㎜のステント留置ともう一箇所バルーによる冠動脈拡張を、そしてすでに留置しているステント内側にバルーンによるコーティングという大それたことになり2月9日〜23日までの入院となりました。また、こんな血糖値ではインスリン注射を打たなくてはならなくなるよと言われた血糖値が下がらず、糖尿病の専門医の診察を受けたり薬の調整等にも時間を要し落ち着くまでにしばらく時間がかかりました。

 

 主治医の先生によると、高齢者の身体は自己管理だけによる改善はいくら頑張っても所詮無理で、どうしても薬に頼らなくてはならい状態なんだそうです。人間の持っている潜在的な治癒力に頼ろうとしてもすでに遅く、残念ながら主治医の処方する薬に頼らざる得ないのが現実だそうです。以前だったら、元気な老人が突然に亡くなるというケースが多かったのが、近年では予防医学や医療技術や機器の進歩により致命傷から免れるようになりました。そして、薬の服用による身体の状態をコントロールすることで、完全に治すのではなく進行をできるだけ遅らせるということがなされる時代になっているのだと。即ち、寿命の底上げも医療行為だということで、薬は処方箋通り必ず飲むようにということでした。

 これからは、今感じている家族の幸せのためにも、ちゃんと薬を欠かさないように努めます。