光陰矢の如し、駆け抜けた2014

 何回ともなく訪れては眺める広大な湿地葦原、私が諫早の地に来た当初はまだ燻し銀のような色をした干潟、夕陽を浴びると黄金色の輝きに変わる干潟に、一人で眺めたことを昨日のことのように覚えています。その干潟の海は、現在広大な湿地帯に、潮の干満のない調整池と呼ばれる広大な淡水湖になりました。

 自然の力で再生された新たな自然、壊れたはずだった自然はいとも簡単に潮水から淡水に、変幻自在に生態系を変えて淡水魚の天国と化しています。このダイナミックな自然の力で再生された風景は、自然と呼んでいいものか否か分かりませんが、その凄さにはただただ圧倒されます。

 

 自然大好きのアウトドアマン気取りの私としては、大きな自然の中に身を置くことで何よりの喜びを感じるとともに、迷いがなくなったり、穏やかな気持ちになったりするように感じてきました。今では、ここで釣りをしたり、家族で遊びに来たりして四季の巡りを楽しんでいます。

 

 さて、2014年はいろいろな人との新しい出会いがたくさんありました。しかも年齢の幅が広く、下は20歳代から上は団塊の世代まで、本当にバラエティに富む人たちと親しくなり、お陰で楽しくて幸せな一年を過ごすことができました。

 その出会いのきっかけとなった自然志向、未だ夢を追い続ける団塊の世代、手作りの自然有機牧場を楽しんでいるスローライフの達人のほか、大学を卒業してアルバイトしながら自身の目標を確認している人、自分自身の力と感性を信念にアートで自己表現している人、世界を旅した経験をもとにボーダレスな感性でステップを図ろうとしている人、平和について考え続けている被爆都市長崎人気質の人、最愛の人同士ゴールインし新たな家族の誕生を待ち望み頑張っている人、子供たちの教育のあり方を考えながら新しい形の子供の学習形態を始めている人、起業に向けての準備に再スタートを切った人など、皆さん決して生活の安定性だけを優先するような社会の一歯車になることを望まない人たちです。それぞれに自分流の生き方を選択した人たち、自然でありのままの姿を互いに認め合いそれぞれの道を切り拓きながら歩もうという頼もしい人たちばかりです。

 

 2015年からどのような展開がまっているのか、大変興味深く楽しみです。一年後またこの大きな自然の中で振り返ってみたいと思っています。