40年来の友人L夫妻の銀婚式で、突然のブルース

 彼との最初の出会いは、私がまだ大学生時代の大学祭(多摩美/芸術祭)でした。当時、私はウエスタンクラブという音楽クラブに所属し、クラブ員とライブハウスを出展していました。そこへ、やはり音楽をやっている彼が本場のスリーフィンガー奏法を引っさげてふらりと遊びに来たのが始まりです。

 当時、まだベトナム戦争中で、日本でもPPM(ピーター、ポール & マリー)などの反戦歌が大ヒットしフィンガー奏法が入って来た頃でした。その親指、中指、薬指に金属の爪をつけてギターの弦を弾くというやり方を、彼がやっていたんです。丁度、その奏法を練習していた私は、彼の弾くギターとブルースに魅かれたというのがそもそもです。

 また、その後彼とは音楽以外でもいろんなことを、例えば私の仕事の英訳や翻訳など幅広く手伝いをしてもらったり、お互いに引っ越しを手伝ったり、一緒に遊んだりなど、楽しい想い出ばかりです。そうしている内、奥さんの吉美さんと知り合いめでたく結婚をしました。

 

 25年という月日が流れた今、アメリカにいる二人のお嬢さん達に祝福された彼を見て、いくら日本が好きだとはいえ、日本人とは違う面でのいろいろな苦労があったにもかかわらずよく頑張ったなあと、そして日本で暮らして来たことについて良かったんだと、私も思えました。ラリー、おめでとう。これからもお互いマイペースで元気に暮らしましょう。

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