最初に出会ったMAC

 アップル社のパーソナルコンピュータ・マッキントッシュは、私のようなデザインなどを行う者にとって以前から大変便利な道具の一つであった。私も20年以上前の40歳を越えた頃写真のⅡCIを手に入れ、四苦八苦しながらもたいへん重宝したもの。現在は、定年を機に何十年振りかに新しいMACを入手し、MACとの付き合いを再開して新たなシステムに挑戦しながら趣味の日課の一つとして楽しんでいるところである。

 思い起こせば、MACの基本システムは当時から先駆けてウインドウアイコンとマウスによるドラッグ & ドロップ方式を備える、その操作性にあっては俄然群を抜きクリエイター達の創作道具として、その素晴らしい性能を発揮してきた。ただ、日本語版OSがなく英語の取説と英語表示のみとなっていたため、私には欲しくても手を出すことのできなかった高嶺の花であった。

 ところが、1992年、待たれていた日本語版OS「漢字Talk 7」のリリースとなり、なんとかお金を都合して手に入れたものが写真の代物である。今はその役目も終え、書斎の傍らで静かに我が家族を見守ってくれている。

 現在は、MacbookやiPad、iPhone4、pocketWiFiを必要に応じて携帯しながら自宅のiMacとリンクさせているが、この当たり前になりつつあるシステムの生みの親であるAppleの創始者でもあるスティーブ・ジョブズ氏が癌で亡くなるという、昨年はそんな悲しい残念な年なってしまった。彼の偉大なる功績は世界中で讃えられ、後世に語り継がれるとともに歴史の1ページに刻まれることになるであろう。